梅雨が明けたようです。

じめじめと何かとうっとおしい期間ですが、

毎年その期間の楽しみは

大好きな花、あじさいが色とりどりに咲くことなんですが、

今年の梅雨にはもう一つの楽しみがありました。


前に、庭に鳥の巣箱を置いたことを

このブログでも紹介しました。

一年たって、風雨にさらされて少し台が傷んだので

修理をしようとしたのですが、

なんと!

鳥が中で卵を温めていたのです。

もうそれからは、鳥好きの主人は

巣箱が見える窓にずーっとへばりついて

まるで刑事のように張り込み開始。



素早く入口から出入りする、鳥の姿を

写真におさめました。







調べたところ、どうやらこれはシジュウカラのよう。

そしていよいよ我慢が出来なくなった彼は

禁断の蓋をあけてしまったのでした・・・。

で、中には・・・いるービックリマーク

可愛い赤ちゃん目




羽が生えていないので、

娘たちはゲッ!と思ったようですが

私は生まれてきた瞬間の娘たちを思い出しました。


何も持たない鳥が、よくここまで立派な巣をつくったものです。


親鳥は日に何度も行き来して餌を運んで

ふんを外へ持ち出して、かいがいしく世話をします。

その姿に、子育ての手本を感じ、

自分と照らし合わせて、反省すること多し・・・。

梅雨空の下、毎日行き来する姿に

家族が増えた喜びを感じていました。


そして今朝、梅雨が明け、

鳴き声がしないと心配した主人が

またまたふたを開けてみると

・・・巣立ちしたようです。

巣を発見してちょうど1か月でした。





うちの子は20歳近くになっても

親がいろいろ手を焼いていますが

鳥の巣立ちはあっという間。

まだ手を焼いている間が親として華なんだなと思いました。


立つ鳥、あとをにごさず。

すっかりもぬけの殻になった巣を見て、

主人も只今、もぬけの殻です・・・。


とりさん、来年も来てね。