喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々* -31ページ目

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!

グラースのパンは、自家製です。

しかも最近、ようやく100%天然酵母でばっちり焼けるようになってきましたチョキ


天然酵母パンは発酵時間も読みづらく、酵母によって焼き上がりにもむらができるので、

毎回いい状態でお出しできるようになるまでが大変あせる


イーストの量を少しずつ減らし、何度も配合を変え、

キッチンでは何度も何度も試作が繰り返されました。


すごいのは、酵母もちゃんと自家製だということキラキラ

今は、酒粕酵母とその他季節の果物から作った酵母を合わせて使っています。


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

しっかり開いたクープとカリッと焼けた皮…見るからに美味しそうですよねラブラブ!

中の生地はもっちりとして、ほんのり酸味のきいた味わいは食欲をそそります。


もちろん、私たちの知恵だけでこんなに短期間で美味しいパンが焼けるようにはなりません。


今回、酵母の作り方やパンの焼き方について私たちに細かく伝授してくださったのは、

「酵母ソムリエ」としてご活躍中の山下敦子さんラブラブ

彼女のブログはこちら ♪)



酵母の作り方から育て方、そして美味しいパンの焼き方に至るまで、

本当にこまめにたくさんのアドバイスを頂きました。


おまけに酵母を使ったスキンケアの仕方まで…

って、これは私だけのお楽しみですがにひひ


パンだけでなく、酵母自体の持つ美味しさとパワーをたっぷり伝授していただいたので、

グラースがちょっとした『酵母ブーム』で盛り上がってしまったぐらいです音譜



もちろん、パンもまだまだ進化中。

より美味しいパンを皆さんにお届けできるように、日々努力してまいります!!



グラースで定期的に行っている『日本ワイン特別ディナー』ですが、

今回は「海外で活躍する日本人醸造家」をお招きしての番外編です。

お越しいただくのは、

「ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ」井順子キラキラ


「フランスで自然派ワインを作る日本人」としてはあまりにも有名なので、

ご存知の方も多いのではないでしょうか



実際、ロワールの自然と正面から向き合い、

難しいヴィオディナミ農法で自らの納得するワインを作り続けている

ワーあふれる女性です。


今回は、彼女が作りだす「ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ」の厳選したラインナップと、

シェフ喜八郎の野菜料理とのコラボレーションラブラブ


ボワ・ルカのワインは、「フレンチには合わせにくい」と言われるいわゆる「自然派ワイン」ですが、

すっと体にしみこむような彼女のワインの味わいは、

自然な食材に優しく手を加えたグラースの料理に本当によく合うのです。


当日は、グラースならではの「自然派ワインとフレンチのマリアージュ」

存分にご堪能頂きたいと思いますキラキラ



そしてさらに、彼女の旧知のご友人で「リアルワインガイド」の編集長である徳丸真人氏が、

この企画にご賛同・ご参加下さることになりましたクラッカー



当日は、気の置けないお二人の賑やかなトークが期待できそうですラブラブ!


ワインという飲み物のおもしろさや新井さんのワイン造りにかける熱い想いなど、

こだわりの賢人二人が語るワインの世界の奥深い魅力を、
素晴らしいワインと共にたっぷりとお楽しみください!


 【日時】4月5日(木)19時~(18時30分開場)
 【場所】レストラン graceグラース kihachiro HACHISUKA
 【定員】22名
 【参加費】13000円(税・サービス料込み)



お申込み/お問い合わせはお早めに!

*お申し込みはお電話またはメールでも受け付けます。
  ⇒contact@gracetokyo.com / 03-6440-0400(蜂須賀)

冬から春にかけてのこの時期は、国産の柑橘類も旬を迎えます。


みかん、ポンカン、いよかん、金柑、黄金柑、清見、はっさく、

晩白柚、日向夏…


もう、数え上げたらきりがないぐらいですラブラブ!


グラースでは、これらの柑橘類をこれでもかというくらい使って

デザートを作っています。



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

7、8種類の柑橘類を丁寧に房から取り出して混ぜ合わせ、

カンパリ風味のジュレで寄せたものです。

仕上げには、ミルクのアイスとアーモンドのテュイルを添えてキラキラ


本当にこの時期しか作れない、季節感溢れるデザートです。



トマトのスープから始まって柑橘づくしのデザートで終わるこの時期のコースは、

まさに季節の恵みを存分に感じられる贅沢な構成。


そうそう、前菜にはたっぷり山菜を使った一皿も入るんでしたラブラブ


グラースの店内には、いつも季節がいっぱい。


特に冬から春に向かうこの時期は、

見ているだけで幸せになるお皿がたくさんありますニコニコ





「トマトの旬は、2月3月です。」


という話は、今回のミクリヤイベントでも大きな話題になりましたが、

今のトマトは本当に美味しいですラブラブ



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

グラースでは、最初のアミューズとしてトマトのスープをお出ししています。


水分は一切加えず、皮も種もすべて丸ごとミキサーにかけ、

ほんの少しのヴィネガーと塩で味をつけただけの、

本当にシンプルなトマトそのもののスープです。


口にした瞬間、甘く優しい香りが口いっぱいに広がります。

市販のトマトジュースのような、強い酸味やえぐみは一切ありません。


お客様からも、


「フルーティーでいちごみたい!」

「デザートみたい!」

「桃のスープかと思った!」


などなど、毎回驚きの声が上がります。


これぞ、まさに素材そのものの味わい。

今のトマトでしか、この深く優しい味は出せません。


みなさんもぜひ、このオドロキのトマトスープを飲みにいらしてください。


「トマトの旬は、今なんだ」ということが、

はっきりお分かり頂けると思いますニコニコ







グラースの自然栽培野菜を支える、築地ミクリヤさんとのコラボランチ、

いよいよ始まりました!


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

野菜の賢人、内田悟氏による野菜のレクチャーは、いつもの通り必見の内容。

春野菜についての楽しい知識が満載です。



そして、喜八郎のお料理も、着々と準備が進んでおりますキラキラ


20日の会はまだお席がございますので、ご予定の合うかたはぜひ!


http://gracetokyo.com/info/230664