秋のグラースは華やかです。
この時しか使うことのできない、旬の食材が次々と登場します。
旬の短いものが多いので、メニューの移り変わりも早いです。
大好きなメニューがあっという間になくなってしまうのは寂しいですが、
次に控えるメニューも待ち遠しいので、なんだかわくわくして落ち着かない感じです
今のおススメは、なんといってもこちら

デザートにお出ししている、黒いちぢくのタルトです
ヴィオレ・ソリエスという南仏原産の黒いちぢくは、
ねっとりと甘みが強く、小ぶりで皮まで食べられます。
このいちぢくを国内で栽培しているのは、佐賀県と佐渡島の二か所だけ。
グラースでは、この国産の黒いちぢくが出回るほんのわずかな間のみ、このデザートをを作るのです。
濃厚ないちぢくのタルトに合わせているのは、なんとブルーチーズのアイスクリーム
これがまた濃厚な味わいで、いちぢくと合わせて食べると驚きのマリアージュが完成します。
いちぢくとロックフォール、年に一度は必ず食べたいデザートのひとつですね~
そしてなんと、前菜にはフランス産セップ茸のフィユテが登場中
こちらもまさに刹那的に登場する、グラース屈指の一皿です
ああ、なんて忙しいこの季節!
旬を味わうグラースの、まさにベストシーズンかもしれません