「レストランのまかないって美味しそう」
なんていう声をよく聞きます。
フレンチで、いい食材で美味しい料理を作って出しているお店なら、
従業員も毎日美味しいフレンチを食べているにちがいない…と思うのでしょうね
ですが現実は、
ぶっちゃけ「店によりけり」
フランスで働いていた時も、星付きの高級店なのに賄いが冷凍食品のオンパレードだったり、
町場の小さいビストロでも賄いはシェフ自ら手作りしてくれたりといろいろでした。
フランスで「まかない」のことは「Personnel ペルソネル」と言いますが、
この「ペルソ」が美味しいかどうかで仕事のモチベーションも変わってきてしまうから不思議です。
(あ、フランス人はもっとこの変化が露骨です)
グラースの賄いはというと、和食あり中華ありフレンチありですが、いつもとても美味しいです
写真は、ある日のまかない。
この日は、鶏肉のディアブル(悪魔風)と差し入れで頂いた美味しいパン。
そして味見用にと半端なグラスワインの残りも気前よく並べちゃいました
もちろん、いつも写真のようなオシャレな賄いを食べているわけではありません。
珍しく豪華だったから、写真に撮ったんです
忙しい日が続いていた時だったのですが、
この賄いのおかげでちょっとテンションが持ち直した感じでした
そうでなくても、窓際で緑を眺めながら食べる賄いは気分がいいもの。
大きな窓のあるお店にしてよかったな~と感じる瞬間です。
美味しい賄いを食べ、しっかり光合成をし、
今日もまた、みなさんに美味しく楽しい時間をお届けするために頑張りたいと思います