出版したての本を図書館から借りることができると
ちょっとテンションの上がる私です。
たしか、彼女のサイト 上に綴る日記が本として出版されている
エッセイのシリーズがあるのですが
一時期とてもはまっていたことがあります。
すでに小説家としての地位も確立されていた彼女が
出産を経てどういう風に作風が変わっていくのか
ファンとして、とても興味があったからかもしれません。
ひょっとしたら単なるファンの深読みかもしれないけど
実際、母になったばななさんの作品は
大きな懐に包まれるように、更に深みが増したような気がします。
この本ではその一人息子のチビちゃんとの日常が
とても丁寧に切り取られ、綴られています。
その空気感、とっても温かいのです。
「ママ」とか「まぼろし」とか
読むと本当に優しい気持ちになれます。
そして、まだ私自身がベビーと対面してないから
色々想像してこんな感性しているんだと素直に感動します。
ちなみにその息子、かつてはマナチンコと呼ばれていたのに
最近はチビちゃんになっていたのね~(笑)
そして、この本のもうひとつの魅力は
イラストレーター華鼓 さんの優しいタッチのイラストたち。
心にぽっと灯がともるような、そんな温かい挿絵です。
どうやら調べてみると鉛筆で描いているみたい。
一度実物を見てみたいなぁと思いました。
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お詫びと感謝。
ごめんなさい、ありがとう、愛しています