今回はホメオパスの田村けい子 さんのお勧めの本
「生きる勇気 死ぬ元気」を読みました。
作家の五木寛之さんと医師の帯津良一先生との対談集です。
この本の中でもワタクシ再び 「出口仁王三郎」さんと遭遇。
なんだか笑える。。。
帯津先生はホリスティック医学協会 の会長でもあるので
医学についてもとても柔軟な考え方をされているなぁと感じます。
実際に、本の中でもそのホリスティックな考え方を説明されています。
「からだ(ボディ、身体)、こころ(マインド、心)、いのち(スピリット、生命)の
三つが一体となった「人間をまるごと診る」医学ですから、病から治癒という
プロセスもだいじにしますけれど、生から死への道のり、そして死の門を
くぐって、死後の世界までも対象とするんです」(21頁)
医療の現場では、普段の日常生活よりも当然、死と直面する機会が
多いから、どうしても死を含めて考えるいくことになるのでしょうね。
この世に絶対的真理はあまり存在しませんが
確実に挙げることができるのは「人の致死率は100%」であるということ。
たしかに、私自身も小学生の頃だったか、
自分にも間違いなく死がやってくると知った時
口もきけないほどの衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。。。
だから、本のタイトルにあるように生と死はセットにして
本来は考えるべきことなのでしょうね。
さらに、帯津先生は続けます。
「医学の世界もそうですよ。私は霊とは場のエネルギーだと思っているので、
これをきわめて身近なものとしていたのですが、以前は医学の世界で
霊とか霊性とかいったら、村八分にされたものですよ。
でも、1996年にWHOの健康の定義の原案のなかに、霊的という文字が
現われて以来、村八分ということはなくなりましたね。
当然のことなのですよ。医学は科学であるにしても、医療はスピリチュアルな
ものなんですから。」(135頁)
こういう考え方をするお医者様や病院が増えていくと
世の中がもっと変わっていきそうな気がします。
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世界が愛に包まれますように