「おおきな木」シェル・シルヴァスタイン作 村上春樹訳 | 自然治癒力を引き出す暮らしのヒント帖

自然治癒力を引き出す暮らしのヒント帖

カラダは食べた物で作られている…でも、ホントはもっと大きなエネルギーに支えられているます。マクロビオティック・薬膳等の食のアプローチと気功・瞑想、代替医療の素晴らしきアイテム。子育てしながら転勤妻視線で千葉での暮らしを綴ります。

シェル・シルヴァスタイン の名作「おおきな木」が

あの村上春樹さんの翻訳で新しくなっています。


シェル・シルヴァスタインといえば、絵本「ぼくを探しに」でも有名な

作家ですがこっちの方、知ってたっけ?と思い今回手に取りました。


ちゃんと小さい頃に読んでいました。

この本のタイトルが「おおきな木」だったのね・・・という感じ。


改めて今回再会して、うーん、深い内容に考えさせられました。

解釈なんて十人十色だし、その時々で感じ方が変わるから

これは今日のわたしバージョン。


絵本って、子供のものだけにしておくにはもったいないぐらい

メッセージ性の強い世界だと思います。

あっ、だから感受性の豊かな子供向けだと思うのかな。


原題が“The Giving Tree”であるように

彼女は(Sheと表現されています)常に与え続ける存在として

描かれています。


その木は与えて、与えて、与え続ける。

そこに自我とか私欲の入り込む余地がないほどに。。。


ひるがえって、私はどう??

先日の田中秀夫 先生のセミナーで問われた言葉と呼応する。


人間だもの、欲も感情も小憎らしいほどしっかり存在し

時にはその乗り物の主である私を激しく揺さぶったりもする。


己のことばかりを考えるのではなく

もしすべての人に使命と役割があてがわれているならば

今、何をなすべきか、そしてそれを中心に据えられるか。


読者がなんと思おうとも、私はこの木が自分で

HAPPYと感じているなら、そこに真実があるような気がします。


おおきな木/シェル・シルヴァスタイン
¥1,260
Amazon.co.jp

世界が愛に包まれますようにラブラブ


人気ブログランキングへ