詩「本心」を読もう | tablaboyの道日記

tablaboyの道日記

祈りによる世界平和運動、祈り研究をライフワークとし、音楽、散歩が趣味です。音楽に関する記事、スピリチュアリティーに関する記事、祈りに関する記事、随時アップしてゆきますので、楽しんでください(^^♪ 世界人類が平和でありますように

五井先生の言葉は、宝の山のようなもので、あとはどれだけこちらがその言葉を「宝」と認識し、心の中で光らせるか、にかかっています。光らせれば、潜在意識が光に満ち、周囲(接する人、縁者、霊系統の魂の家族)を自然に照らしていると思います。”本心”という詩では、とても格調高く、奥深い、般若心経の世界を光り輝く言葉で謳いあげられています。

 

 

 

「素直な心」より

 

 

 詩「本心」を読もう

  親鸞がいる間はよかったけれど、親鸞が死んでしまうと、浄土真宗なんていうのはおかしくなって、ただ死骸に念仏をあげているだけ、ということになっちゃうんですね。私の母親のお葬式の時に坊さんが来て、お経をあげているんだけども、お経じゃなくて、時間をとるために節ばかり伸ばしてるようなんですよ。それが絶世の美声ならいい気持になって声をきいているけれども、声も悪いのに、節ばっかり伸ばしている。節はうまかったです。節ばっかり練習したってね、それなら歌をうたったはうがいいです。

ただそうやればお葬式のような気がすると思っているんです。

お葬式なんていうものは、もっと華やかでなければだめですよ。

そこヘゆくと祝詞はいいですよ。朗々として、変な節をつけないで堂々としています。経文というのは長々と読むものじゃないです。

人間はこうすれば生きていけるんだ、あの世ヘいけばこうなんだ、ということを知らせてやるのがお経なんです。

だから、白光なら白光を読んであげたら一番いいんです。

 “本心”という詩があるでしょう。“ひびき”という私の本に出ています。あれを経文がわりに仏壇にあげてやってごらんなさい。

 みんな浄まっちゃうから。

  人間というものは肉体ではないんだ、本心そのものなのだ、本心とは神そのものなのだ、仏そのものなのだ、お前たちが勝手に迷って、勝手に悪い悪いと思っているから悪いんで、悪いという想いをはなせばいいんだ、何も悪いものを追いかけていって捕まえることはない、というのがあの詩です。

 

 

本心

 

地球の未来を輝かすために

人類が是非共知らなければならぬ事がある

それは御身たちの真実が

御身たちの本心が

肉体生活にまつわる欲望と恐怖と

そして悲哀と憎悪と云う

黒い翼に蔽われていると云う事である

それよりも亦一層深くしらなければならない事は

御身たちの本心は

御身たちの真実は

宇宙を動かしている大いなる智慧

無比絶対なるエネルギーの源泉に

その基を置いていると云う事である

御身たちの本心は常に神と一つであり

御身たちの真実は神から発する光であり

そして御身たちは嘗ては本心そのものであったという事である

 

欲望 恐怖 悲哀 憎悪

そうした業生の想念は

御身たちが神の光の世界から

肉体と云う形の世界に自己限定したときから起こったもの

現れては消え去る大海の泡沫

夢幻が画く一夜の劇

 

人間が争っているのではない

人間たちが迷っているのではない

争っている想いが

迷っている想いが

今 消え去ろうとして人類の前を 通り過ぎてゆくところなのだ

 

御身たちは只黙って

御身たちの本心が神と座を一つにしている事を想っているがよい

光り耀く神と本心とをみつめつづけるがよい

心を落ちつけ 想いを静め

只只神の大光明を観じているがよい

そうしている時が一番

様々な業生の想いが消え去り易い時なのだ

御身たちよ

消え去る業生を止める事はない

夢幻の苦痛を想いかえす事はない

御身たちが止めさえしなければ

想い返しさへしなければ

業生は再び御身たちの下に戻ってくる事はない

御身たちは今

本心そのものである

神の大光明と一つの者である

地球世界を光一色で描き出すものである

 

 

世界人類が平和でありますように

May peace prevail on earth