今回は連載中の洋楽入門を一回休んで、
音楽について話してみたいと思います。

何をいきなりと思うでしょうが、
まあ、少し書かせて下さい。

洋楽と言うとどうしても構えられてしまう事があります。
また、逆に邦楽と言うと洋楽を聴いている人が
馬鹿にする傾向が少なからずあるかと思います。

今回話したいのはこういった事についてです。
まず、そこには大きな偏見があります。

私が一番イラっとするのが洋楽を聴いている事を、
一つのステータス、あるいはアクセサリーみたいに
扱っている事です。
頭が固いと思うかもしれませんが、
音楽はそんな、看板で聴くものではありません。
本当に自分がまいってしまった時に、
あるいはここぞという時に、頼れる音楽が
本当に良い音楽だと思います。

だからどのジャンルだとか、誰が作ったとかは後付です。
結果として、誰それが作ったというだけの話です。

少し話がそれてしまったので元に戻しますが、
よくあるのが、ポップさを馬鹿にする通ぶったアホ野郎。
こういう奴が一番腹が立ちます。
ポップさって、曲を構成する一番難しい要素で、
ポップセンスとは才能だと思います。
つまりは、誰かに伝えたい!と思った時、
それを伝えやすくする為のエッセンスだと思います。
優れた作曲家、あるいは作品には誰かに歩み寄ろうとする
愛情があふれています。
逆に多くの駄作には、単に自分を偽った嘘の部分が含まれています。
こんなの聴けば一瞬で分かります。
だから、下らない奴が頭をこねくり回して、小手先で作った音楽なんて、
一発で分かります。
音楽に限らず、全ての創作物って作った人の人間性が表れるんです。

極端かもしれませんが、
『Let It Be』、『Imagine』、『No Woman No Cry』
これらは20世紀を代表する名曲ですが、
ギターを始めて3ヶ月位の人でも弾ける位シンプルな曲の構成です。
これを名曲にしているのは難解さではなく逆に、
万人に通じるとてもシンプルな音とメッセージです。
どうかポップさの重要性を分かって下さい。

多少重複しますが、昔色んなクラブとかライブハウスに行ってて、
色んな人間に会って、話して、作った曲やミックステープを聴いたりして
経験的に思う事。
下らない奴に限って、難しそうな音楽を作ったり聴こうとする。
全くの見当違いです。
じゃあ、その曲のどこが好きなの?あるいはどこが良いの?って聞くと、
大概、レコ評からそのまま出してきたような言葉を並べて、
それを聞く度に、つまらない人間だなあと思います。
私だって、一般的には難解と思われているような音楽も聴きますが、
きちんとした良さも分かってるつもりだし、
それを誰でもない自分の言葉で伝える事もできます。
更に言えば、別に誰かの為では無く、自分の為の音楽です。


あなたには本当に心から好きだと思える音楽はありますか?
一人でふさぎこんでしまった時、頼れる音楽はありますか?
私はあります。
別に誰に恥じる事無く大きな声で言える
大好きな音楽がたくさんあります。
ジャンルだとかマニアックだとか、ポップさとか
たくさん知ってるとかいっぱい持ってるとか
そんなの関係なく好きな音楽があります。
これさえあれば生きていけると思えるものです。

何でこんな事を突然書いたかと言うと、
最近、とっても下らない事を言う人と、
残念な事に話をしました。
もし、自分の今書いているブログが、
そんな人間を助長させるようなものであったら嫌だな、
と思って、この場を借りて書かせて頂きました。
そして、世に氾濫する、下衆なレコ評が無くなればと思います。

もう一度言います。
音楽は自分の為にあるものです。
誰かの為にあるものではありません。
自分に対して素直になれば必然的に大事なものが分かると思います。
お願いだから、音楽をあるいは自分を譲る事はしないで下さい。
それはあなたのものです。

長々と書いてしまいましたが、
私の言いたい事は分かってもらえたでしょうか?

次回はまた通常通り書きますね。

ではでは。