田口&白鳥「チーム・バチスタ」シリーズの、桜宮市警察署の玉村警部補とキレ者・加納警視正が活躍するミステリー。
ずさんな検死体制の盲点を突く「東京都二十三区内外殺人事件」、密室空間で起きた不可能犯罪に挑む「青空迷宮」、最新の科学鑑定に切り込んだ「四兆七千億分の一の憂鬱」、死体の歯医者・闇の歯医者を描く「エナメルの証言」。4つの医療ミステリー連作短編。
謎ときそのものは簡単で直ぐ予想は付くが医療がらみで面白い。
2012年2月宝島社刊
凍雨=とうう: Ice pelletsとは、透明あるいは半透明の氷が雨のように降る気象現象。
降られると、雪より辛い、冷たい雨。福島県北部に位置する単独峰、嶺雲岳 (1922m)を友人の命日に十二年ぶりに訪れた深江信二郎は、亡き親友である植村の妻真弓と、遺児佳子の姿を垣間見る。
一方、遠藤達也によってネット掲示板で集められた犯罪者集団の男たちも入山し、謎の中国人組織と銃撃戦を開始し、母娘はその争いに巻き込まれてしまう。
亡き友人の妻子を助けるため、元自衛隊特殊部隊出身の深江が立ち上がる!過酷なバトルで山が血で染まっていく山岳アクション小説。
犯罪者集団の目的や深江と母娘の過去の因縁など話しが進むなかで明らかになる手に汗握る展開で面白かったが人がバタバタ死に過ぎる一人二人でも大騒ぎなのにこれだけ大規模だと・・・。
2012年3月徳間書店刊
降られると、雪より辛い、冷たい雨。福島県北部に位置する単独峰、嶺雲岳 (1922m)を友人の命日に十二年ぶりに訪れた深江信二郎は、亡き親友である植村の妻真弓と、遺児佳子の姿を垣間見る。
一方、遠藤達也によってネット掲示板で集められた犯罪者集団の男たちも入山し、謎の中国人組織と銃撃戦を開始し、母娘はその争いに巻き込まれてしまう。
亡き友人の妻子を助けるため、元自衛隊特殊部隊出身の深江が立ち上がる!過酷なバトルで山が血で染まっていく山岳アクション小説。
犯罪者集団の目的や深江と母娘の過去の因縁など話しが進むなかで明らかになる手に汗握る展開で面白かったが人がバタバタ死に過ぎる一人二人でも大騒ぎなのにこれだけ大規模だと・・・。
2012年3月徳間書店刊
この物語は小説の形をとったちょっと怖い戦後の日本の闇の歴史だ。
金、権力、新興宗教、殺人…。時代の寵児達が生みだす濁流と深い闇。
広がり続けるマネーゲームと男達の飽くなき野望、人間の本質をえぐる経済サスペンスの形を取りながら。
マンションデベロッパーから身を起こし、新興宗教法人・炎聖舎を作りあげた井川と炎。
表向きはデベロッパーとして活動を続けつつも、国内最大の宗教法人・誠神会の傘下にある四国の羽沢工務店、関西系暴力団と繋がりを持ち拡大を続ける。
だが、その羽沢工務店の取り込みが誠神会の怒りを買い、炎が殺される。そして、一人遺された井川は、見えない勢力構造の中で、大物政治家の後援会「阿裕会」の中で生き抜くことを誓う。
日本を揺らした耐震偽装、ラ○ブドア事件、拉致問題・・・。
登場人物の一覧が目次の後に書かれているが全て別名に置き換えて読むと、バラバラの記憶として残っていた最近の事件、この国に21世紀になって起きた全ての事件・事故の、バラバラだった点と点の間の謎が結び付けられて、尤もらしく思えてくる。
日本の裏面史の迫真の人間ドラマのなかにA国の思惑や在日朝鮮人や日韓関係の新たな見かたが提示される。
「俺達は地中の流れだ。地下水脈だ。・・・地下の水の流れは複雑だ。東から西へ流れるかその逆かも分からない。一見、ぶっかって混じっているように見えても、全然、そうではない。流れが分散し一旦消えてしまい、突然、ちがうところで現れる事もある。・・・複雑で全容を説明できるものじゃない。」(P274)
2012年5月 幻冬舎ルネサンス刊
金、権力、新興宗教、殺人…。時代の寵児達が生みだす濁流と深い闇。
広がり続けるマネーゲームと男達の飽くなき野望、人間の本質をえぐる経済サスペンスの形を取りながら。
マンションデベロッパーから身を起こし、新興宗教法人・炎聖舎を作りあげた井川と炎。
表向きはデベロッパーとして活動を続けつつも、国内最大の宗教法人・誠神会の傘下にある四国の羽沢工務店、関西系暴力団と繋がりを持ち拡大を続ける。
だが、その羽沢工務店の取り込みが誠神会の怒りを買い、炎が殺される。そして、一人遺された井川は、見えない勢力構造の中で、大物政治家の後援会「阿裕会」の中で生き抜くことを誓う。
日本を揺らした耐震偽装、ラ○ブドア事件、拉致問題・・・。
登場人物の一覧が目次の後に書かれているが全て別名に置き換えて読むと、バラバラの記憶として残っていた最近の事件、この国に21世紀になって起きた全ての事件・事故の、バラバラだった点と点の間の謎が結び付けられて、尤もらしく思えてくる。
日本の裏面史の迫真の人間ドラマのなかにA国の思惑や在日朝鮮人や日韓関係の新たな見かたが提示される。
「俺達は地中の流れだ。地下水脈だ。・・・地下の水の流れは複雑だ。東から西へ流れるかその逆かも分からない。一見、ぶっかって混じっているように見えても、全然、そうではない。流れが分散し一旦消えてしまい、突然、ちがうところで現れる事もある。・・・複雑で全容を説明できるものじゃない。」(P274)
2012年5月 幻冬舎ルネサンス刊