品物や場所に残された、人間の記憶が見える特殊な能力を持った真也(30歳)を主人公にした7行のあらすじのヒントから生み出された表題作と「ヒア・カムズ・ザ・サンparallel」の2つの物語が楽しめる。
真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。強い記憶は鮮やかに。
何年経っても、鮮やかに。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。
カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた・・・。
わずか7行のあらすじから誕生した二つの小説は、大切な人への想いが、時間と距離を超え、人と人とを繋げていくかのようです。
二つの物語の結末は当然違います。はじめのはミステリー風に、パラレル編は恋愛物語のように、雰囲気もそれぞれに違うので楽しめました。どちらがいいかは読見手の好み?
2011年11月新潮社刊
「渇いた夏」「早春の化石」「冬蛾」から続く私立探偵 神山健介シリーズ第4弾。新潟在住の弁護士の紹介で2年前に報道された女性殺人事件の再調査を依頼される。
調査を開始すると不自然な事や矛盾点が多い事が解りはじめる。殺された女性乙川麻利子を最後に呼び出して行方不明になっている元同級生の五十嵐というの容疑者、不可解な警察の動き、散らつくロシア人の影…。やがて殺されたはずの乙川麻利子を名乗る謎の女・マリアが接触してくるのだが・・・。
今回はかなりハードで過激なエロシーンが多い男臭い展開。神山って何処で銃の扱い方覚えたんだったけ。。。動機やミステリー的には不満な展開だがでもそれなりにリアル感があって面白いまだまだ続きそうなシーリーズです。
2012年5月 祥伝社
調査を開始すると不自然な事や矛盾点が多い事が解りはじめる。殺された女性乙川麻利子を最後に呼び出して行方不明になっている元同級生の五十嵐というの容疑者、不可解な警察の動き、散らつくロシア人の影…。やがて殺されたはずの乙川麻利子を名乗る謎の女・マリアが接触してくるのだが・・・。
今回はかなりハードで過激なエロシーンが多い男臭い展開。神山って何処で銃の扱い方覚えたんだったけ。。。動機やミステリー的には不満な展開だがでもそれなりにリアル感があって面白いまだまだ続きそうなシーリーズです。
2012年5月 祥伝社
子供の指を切断してドライアイス詰めした荷物を母親に送りつけ5千万を要求する小学生の誘拐事件を、誘拐された子の母子家庭の母親、クラスの虐めを見てみぬ振りするその小学生の担任の女教師、事件に巻き込まれお金の受渡しを強要された高級羽根布団を催眠商法で売りつける悪徳商法スレスレの会社しか就職できなかった男、誘拐された「大翔」の父親、この事件の山田浅衛門と名乗る黒幕の視点で語られるサスペンスミステリー。
罪の無い子供の指を切断するとか5千万円の銀行強盗とか、某国への送金を請け負う集団とか設定が無理ポイのが難点だ。
各個人の内面の掘り下げも中途半端でリアル感がなく誰にも感情移入できずに読み終わった。
結末も30年前なら有り得たかもしれないが。。。
2011年9月 集英社刊
罪の無い子供の指を切断するとか5千万円の銀行強盗とか、某国への送金を請け負う集団とか設定が無理ポイのが難点だ。
各個人の内面の掘り下げも中途半端でリアル感がなく誰にも感情移入できずに読み終わった。
結末も30年前なら有り得たかもしれないが。。。
2011年9月 集英社刊