新春チャレンジマラソン昨日晴天の中、5697人参加で第29回北なごや新春チャレンジマラソンに参加してきました。今年の招待選手は中日ドラゴンズの堂上直倫選手。雪が降って走るのが大変だった過去の大会の日もあったがこの日は冬晴れのいい天気に恵まれいい汗を流しました。
香納諒一著「女警察署長K・S・P」新宿歌舞伎町特別分署(K・S・P)の刑事(デカ)たちの活躍を描いたハードな警察小説シリーズ第四弾。署長の村井貴里子は都知事の仲立ちで引き合わされたアメリカ人石油王から「盗まれた妻のヴァイオリンを探してほしい」と突飛な依頼を受けた。特捜部チーフ・沖幹次郎と捜索を開始するが、チャイニーズマフィア・五虎界の朱栄志(チュー・スーチー)が立ちはだかる。三年前、壮絶な銃撃戦のすえに取り逃がした怨敵だ。再び死闘がはじまる予感 。なぜ、朱栄志もヴァイオリンの入手に執念を燃やすのか。キャ リアである女警察署長村井貴里子と現場に介入する警察上層部キャリア官僚たちとの暗闘。新宿老舗ヤクザ神竜会やチャイニーズマフィア五虎界(ウーフージェ)の宗偉傑。朱に妻娘を爆殺された一匹狼デカ円谷が・・・。主人公、特捜部チーフ・沖幹次郎と村井貴里子との禁断の恋の行き先は。そして人質にとられた、沖の父の運命は。目まぐるしく変る展開と結末に一気に読まされました。5作に続く展開に次回作が待ち遠しい。2012年7月徳間書店刊
香納諒一著「タンポポの雪が降っていた」著者30代後半99年から2000年にかけて書かれた短編七つが収められている。あのときも、こんなふうにして、タンポポの雪が降っていた…。甘美な恋の思い出と、裏切りの痛みをたどりなおす、グレイハウンドの旅を描いた表題作「タンポポの雪が降ってた」。せつない過去の思い出と今の兄弟の姿と交錯しながら、兄弟の熱い絆を描いた『不良の樹』。個人的にはミステリー風な1枚の写真から父親の過去をたどる「歳月」がよかった。他に「海を撃つ日」「世界は冬に終る」「ジンバラン・カフェ」「大空と大地」。誰もが胸にいだく、せつない想い出の数々。変わらないと思っていた幸せの脆さ。ふとした感傷が、時をへだてて突きつける人生の哀しみ。再会と、ほろ苦い別れ。日常を抜けだした先で見た夢の終わりなど、時の悼み 、どこか哀愁のある切ない思いが、自分の過去と照らし合わせて読まされた作品群でした。2001年2月角川書店 角川文庫