笑いあり涙ありの連作ヒューマンドラマ・ホラーミステリー小説。
ある街の高台に佇むおんぼろアパート「てふてふ荘」。敷金礼金なし、家賃はわずか月13000円、最初の一ヶ月は家賃無料。この破格の条件の裏には、ある秘密があったのだ。それぞれの部屋には地縛霊が住みついているのだ。
1号室から6号室、この地縛霊、それぞれが事情を抱えており、成仏することができずにいます。成仏するには、同じ部屋に住む人間に触ってもらうこと。
でも人間からすると、目には見えるし、会話も交わせるけれど、触れることだけは簡単にはできないのです。
特異な事情を抱えた6人の住人たちが出会った奇跡。
切なくて、哀しくて、でもあったかい、おんぼろアパート物語。人間再生物語。展開にビリヤードを絡めているが大家さんまでも秘密が・・・。
NHKTVドラマ化されているとかちょっと見てみたい気がする。
2011年5月角川書店刊
アルコール依存症の男の挫折と再生を描く人間ドラマ。
パイロットのウィトカー(デンゼル・ワシントン)は、睡眠不足と飲酒の状態が抜けないままアトランタ行きの旅客機に乗り込む。激しい乱気流での離陸になったが、彼の操縦テクニックは抜群で、機体は安定する。
そんな中、機体は制御不能となり急降下のアクシデントが発生!ウィトカーはそのテクニックで緊急着陸に成功し、多くの乗客の命を救った。
“奇跡の着陸”と一躍ヒーローとなった彼だが、事故後に行われた検査の結果、血液からアルコールが検出される。
乗客の命を救ったヒーローとしてマスコミの注目を浴びた機長だが、事故の後はマスコミから身を隠す。
実は機長のウィトカーは、アルコール依存症のうえ、コカインも吸引して飛行機を操縦していたのだ。
彼でなくては墜落していた奇跡の操縦だが、同時に最も危険なパイロットでもあったのだ。
弁護士のラング(ドン・チードル)から検査の結果が公表され、周囲からの飲酒の証言も合わせ、その事実が明らかになれば、彼は英雄ではなく、犯罪者となる可能性もあると指摘される。
ウィトカーは次第に追いつめられていく。頭では理解しているが酒瓶を目の前にするとすべてを忘れ、抑えきれなくなる。
そのアル中患者特有の感情と習性が非常にリアル酒浸りの主人公をデンゼル・ワシントンが好演。
希望と静かな感動をもたらす結末は彼の語った「真実は人を自由にする」の言葉だ。
前半の衝撃の背面飛行シーンと共に感動が得られ考えさせてくれるいい映画だった。
2012年米映画原題「Flight」 ロバート・ゼメキス監督作品
パイロットのウィトカー(デンゼル・ワシントン)は、睡眠不足と飲酒の状態が抜けないままアトランタ行きの旅客機に乗り込む。激しい乱気流での離陸になったが、彼の操縦テクニックは抜群で、機体は安定する。
そんな中、機体は制御不能となり急降下のアクシデントが発生!ウィトカーはそのテクニックで緊急着陸に成功し、多くの乗客の命を救った。
“奇跡の着陸”と一躍ヒーローとなった彼だが、事故後に行われた検査の結果、血液からアルコールが検出される。
乗客の命を救ったヒーローとしてマスコミの注目を浴びた機長だが、事故の後はマスコミから身を隠す。
実は機長のウィトカーは、アルコール依存症のうえ、コカインも吸引して飛行機を操縦していたのだ。
彼でなくては墜落していた奇跡の操縦だが、同時に最も危険なパイロットでもあったのだ。
弁護士のラング(ドン・チードル)から検査の結果が公表され、周囲からの飲酒の証言も合わせ、その事実が明らかになれば、彼は英雄ではなく、犯罪者となる可能性もあると指摘される。
ウィトカーは次第に追いつめられていく。頭では理解しているが酒瓶を目の前にするとすべてを忘れ、抑えきれなくなる。
そのアル中患者特有の感情と習性が非常にリアル酒浸りの主人公をデンゼル・ワシントンが好演。
希望と静かな感動をもたらす結末は彼の語った「真実は人を自由にする」の言葉だ。
前半の衝撃の背面飛行シーンと共に感動が得られ考えさせてくれるいい映画だった。
2012年米映画原題「Flight」 ロバート・ゼメキス監督作品
リストラ請負会社に勤務する村上真介が主人公のシリーズ4作目。今回は首切りというよりも引き止め役の苦労が書かれている日本のフラッシングシップ・キャリアのベテランキャビンアテンダントを扱った表題作含め4つの連作短編集。
真介の勤める日本ヒューマンリアウトの社長高橋の過去が語れる「ノー・エクスキューズ」。有名な楽器会社のリストラの話し「永遠のディーバ」。全店舗閉鎖のファミレスチェーンのリストラの話し「リヴ・フォー・トゥディ」。リストラという人生の岐路に立った時に見えてくるその人の人生・家族・人間関係をさりげなく描きながら考えさせてくれるこのシリーズ真介と派遣社員の川田美代子とのコンビの間が好きだ。
個人的には「永遠のディーバ」の話しが良かった。
2012年5月新潮社刊
真介の勤める日本ヒューマンリアウトの社長高橋の過去が語れる「ノー・エクスキューズ」。有名な楽器会社のリストラの話し「永遠のディーバ」。全店舗閉鎖のファミレスチェーンのリストラの話し「リヴ・フォー・トゥディ」。リストラという人生の岐路に立った時に見えてくるその人の人生・家族・人間関係をさりげなく描きながら考えさせてくれるこのシリーズ真介と派遣社員の川田美代子とのコンビの間が好きだ。
個人的には「永遠のディーバ」の話しが良かった。
2012年5月新潮社刊