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ここ数年、ミリタリーイベントに行けていない。
ブルーインパルスの展示飛行はおろか、航空祭や陸自や海自のイベントも行けていない。
爆音の中、空を見上げて歓声をあげていた日が遠い遠い昔のよう。まぁ、今の私の状況を考えれば経済的にも、環境的にも仕方ないことではありますが。
またいつかブルーインパルスの雄姿を見に行ければいいなぁ。
今は過去の思い出にひたりながら、今出来ること、今やるべきことをやるのみ。
アクロバット飛行は、パイロットにかかる強烈な「G」との戦いだ。
急旋回時などに3Gとか5Gなどの力がかかるといわれ、5Gともなると、地球に引き寄せられる5倍の力がかかるわけで、体重60kgならば300kgに感じる大きさです。さらに機体が旋回し続け、パイロットにプラス方向への大きなGがかかり続けると、やがて体内の血液は下半身に集まり始め、脳への血液供給もとどこおり、パイロットの視界は次第にぼやけてきます。やがて視界から色調が失われるグレイアウト、視界が失われるブラックアウトなどが起こり、さらに強いGがかかると、意識を失う「G-LOC(ジーロック)」に至ります。戦闘機やブルーインパルスのパイロットはGスーツを着用し、訓練された呼吸法でGに耐えながら操縦をする。数々の息のあった凄技は、厳しい訓練と努力の結晶。選ばれしパイロットのみが見れるそのコクピットからの光景に憧れてしまう。