『青天を衝け』、追加キャスト発表 | 趣味のブログ(空想特撮シリーズ,マラソン,トレーニング,中高年の健康管理など)

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大河ドラマ『青天を衝け』は東京オリンピック期間中の休止を経て、8月15日、いったん再開です。8月22日まで2回分の放送後、パラリンピックで2回休止のあと、年末まで休みなく毎週放送される予定になっています。

東京オリンピックの表彰式の音楽を担当していた佐藤直紀氏は『青天を衝け』の音楽も手掛けていて、言われてみると表彰式の音楽と劇中の音楽には共通するようなところもありました。

 

ドラマの方は明治時代に入り、栄一の大蔵省時代に関わる人物など追加キャスト、計13人が発表されました。

https://www.nhk.or.jp/seiten/information/detail/info_0811.html

 

今後の登場人物の中で特に注目していた一人が岩崎弥太郎役でした。中村芝翫は旧名の中村橋之助であった1997年、『毛利元就』で主演していました。

これを含め過去5作出演しているそうですが、最初の大河は『獅子の時代』(1980年) での徳川昭武役だったそうです。

 

三井組の三野村利左衛門役はイッセー尾形。大河は4作目で直近では2019年『いだてん』での東京市長の永田秀次郎役。

前畑秀子(演:上白石萌音)を2度目のオリンピック出場に導く役どころでした。

 

栄一の銀行設立時に、三井組とともに関わる小野組の小野善右衛門役は小倉久寛。大河は4作目で2006年『功名が辻』での五藤吉蔵役以来、15年ぶりになるそうです。

 

明治政府の主要な出演者のうち、維新の十傑、江藤新平役は増田修一朗。大河は3作目で2018年の『西郷どん』での有馬新七役以来です。

渋沢栄一が明治政府内で所属することになる「改正掛」の前島密(日本郵便の父)役は三浦誠己で大河初出演。

「改正掛」の玉乃世履(たまのせいり)を演じるのは高木渉。もともと声優のようですが、2016年『真田丸』にも出演しています。玉乃世履は尾高惇忠らとと、もに富岡製糸場に関わっていきます。

 

富岡製紙場は最初、働き手となる女工が集まらなかったのですが、尾高惇忠の娘、尾高ゆうが抜擢され、その後の人材確保に貢献するというエピソードがあります。尾高ゆうを演じるのは畑芽育、日曜劇場『99.9』などに出演していたそうです。

 

民放ドラマからの若手女優の抜擢はもう一人。栄一と千代の娘、渋沢うた役の小野莉奈。

TBSの『中学聖日記』などに出演していて、大河は初です。

 

フジ系列のドラマ『HERO』のバーテンダー役で有名な田中要次は、茶問屋の萩原四郎兵衛という役。

栄一がパリ万博から帰国後、静岡で「商法会所」を立ち上げる際に協力する人物なのでパリ編が終わるとすぐに登場しそうです。

大河ドラマは1999年『元禄繚乱』、2003年『武蔵』、2015年『花燃ゆ』、2017年『おんな城主直虎』に出演していて5作目と思われます。

「あるよ」以外の台詞もあるでしょう。

 

駿府藩の大久保一翁役は木場勝己、大河初です。(大隈重信役は大倉孝二)

大隈重信の妻、大隈綾子役は朝倉あき。2011年『江〜姫たちの戦国』、2017年『おんな城主直虎』に次いで3作目。

 

また、大阪の女中「大内くに」役は朝ドラ『おちょやん』に出演していた仁村紗和。

渋沢栄一は妾を含め複数の妻との間に複数の子がいて子だくさん。家系図も複雑なのですが、最近刊行された小説版によると大阪の大内くにの登場も近そうです。

千代との絡みもありそうですが、純朴であった青年期から明治政府の役人を経て、実業家として大成していくまでの過程も楽しめそうです。