ハーフマラソン | 趣味のブログ(空想特撮シリーズ,マラソン,トレーニング,中高年の健康管理など)

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趣味の特撮作品の特撮シーンを中心に思いつくまま気の向くままに書いています。サブ3.5を目標にマラソンのトレーニングを継続中。

2月に入って今シーズンのマラソンレースも真っ盛り。

フルマラソンの大会の数は今年も2月16日開催が最多になりそうです。

ハーフマラソンの方も2日の丸亀国際にて男子の日本記録が更新、9日に行われた実業団の山口ハーフでも日本記録には及びませんでしたが歴代TOP10に2人が入るなど、記録更新の傾向はとどまることがないようです。

 

2日の丸亀国際ハーフのトップはオーストラリアのブレッド・ロビンソン(59分57秒)でしたが、全体2位(日本人1位)の小椋裕介(ヤクルト)が1時間00分00秒で日本記録を更新(これまでは設楽悠太の1時間00分17秒)。全体4位(日本人2位)の藤本拓(トヨタ)も日本記録更新でした。

 

前週の好結果を含め、最近の日本の長距離界のレベルアップやナイキシューズ効果などもあって、山口ハーフも好記録が期待されていました。

優勝したのはルンガル・ジェームス(中央発條)、タイムは1時間00分27秒。

2位が安川電機の古賀淳紫、3位がYKKの鈴木大貴でした。

古賀、鈴木の記録は日本歴代7位と8位のタイムとなりました。

 

これで日本歴代10傑(男子)のうち4人が山口ハーフ、3人が丸亀国際となりました。(女子の方は丸亀3人、山口2人で変わらず)

 

日本国内ではハーフマラソンの公式大会というと、2月に実施されるこの2つの大会が有名で、実業団主催の山口ハーフはTBSで全国中継されています(ハーフマラソンでの全国中継はほぼ唯一?)。

ただ山口ハーフはあくまで実業団の大会なので、海外からの招待選手などはなく記録の底上げは丸亀国際に比べると難しいのかもしれません。

 

丸亀国際ハーフは世界陸連のシルバーラベルの大会として登録され、今回、日本記録が更新された背景として海外招待選手の存在は大きいと思います。

国内のハーフマラソンの大会で、世界陸連のラベル認定を受けているのはもう一つ、4月に岐阜で開催されている高橋尚子杯があります。

5月に行われている仙台国際ハーフも比較的伝統的な大会ですが、日本陸連が後援している程度でラベル認定までには至っていないようです。

 

ハーフマラソンの世界記録は昨年9月に更新されていて(58分01秒!)、やはり国内のレースでも記録を出させようとするなら海外招待選手を引っ張ってきた方がよいでしょう。

まあ山口ハーフでは実業団の外国人選手を交えて歴代10傑に2人入ったので悪い結果ではなかったとは思います。

日本陸連公認のハーフマラソンは100以上あるのに日本の場合、世界陸連ラベル付きのレースはフルマラソンに偏っているようです。