かつて思い描いた夢の対決がゲームになって実現 | 趣味のブログ(空想特撮シリーズ,マラソン,トレーニング,中高年の健康管理など)

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趣味の特撮作品の特撮シーンを中心に思いつくまま気の向くままに書いています。サブ3.5を目標にマラソンのトレーニングを継続中。

もともとあまりゲームというものをやらないんですが(用語の使い方などが適切でないかも)、やらない人間というのはハマってしまったときが結構厄介でして、放っておくとのめり込んでしまったりするのです。

幸か不幸か、これまでそのくらい熱中、没頭したゲームは両手の指で数えあげられるくらいしかなくて、そのうちの一つがプレステの「ウルトラマンFighting Evolution」です。

いまプレステというのはPlayStation4くらいまであるのでしょうか、自分はプレステ2で止まっています。。。今も親機とソフト数個があります。

 

「ウルトラマンFighting Evolution」というのは対戦型の格闘ゲームで、1990年代終わりから2000年のはじめくらいにかけて幾つかのヴァージョンが発売されていました。

 

いろいろ設定はありますが、ウルトラマンと怪獣の格闘ゲームで、基本は1体1で3分間?の対戦なんでしょうか、おそらくゲームの構造としてはそんなに複雑なものではないと思います。

 

ゲームとしてというよりはウルトラマンであることが重要で、登場キャラクターはそれほど多くないですが、割ときちんとつくってある、というどころかかなり緻密に調べ上げて、高い完成度に仕上がっているのです。ゲームとしての完成度、操作性などはよくわかりません。ただウルトラファン、特撮マニアというかウルトラマン格闘シーンファン(マニア?)、否、もっと限定して帰ってきたウルトラマン格闘シーンマニアの目で見て完成度が高いということ。

 

最初に発売された「ウルトラマンFighting Evolution」に登場したウルトラ戦士は初代ウルトラマン、セブンとタロウだけでした。「ウルトラマンFighting Evolution2」になっていわゆる(昭和の)ウルトラ6兄弟が登場し、その次の「ウルトラマンFighting Evolution3」は(第2期ウルトラファンが)楽しめるようになっています。その次の「ウルトラマンFighting Evolution Rebirth」はティガやガイアなど平成ウルトラ戦士たちが加わり、ジャックやエースは再び削除されてしまったのでした。。。

 

ともあれウルトラマンと怪獣が本編以外で対戦する(格闘する)というのはそれまでほとんどなく、ある意味、仮想(というか妄想)の中でいろんな状況がつくられていたのです。ゼットンとゾフィーが戦ったらどうなっていたのか、セブンとタロウはどっちが強いのか、など。かつてこどもたちの間で議論を呼んだこれらの数々の対決が実現できてしまうのですからそれはもう、、、、

光線や武器もほぼ設定通り使えるんですが、格闘主体というところが何より。体の動きや特徴、体格なんかもかなり忠実に再現されていて嬉しいことこの上なかったです。

 

我らの帰ってきたウルトラマンは2000年以降のゲームということもあり「ウルトラマンジャック」(自分は名前にはあまりこだわりません)、ファンには満足できる内容でした。

代表的な怪獣が選ばれているので、ツインテール&グドンやベムスターなどはもちろん、他のシリーズに登場した怪獣とも対戦可能です。

たとえばタイラントなんかとも。

 

ジャックさんが使える技はスペシウム光線やブレスレットほか、基本的な技はちゃんとおさえてあって、本編では一度しか使っていないような技も使用可能です。

 

スライスハンド。

 

ウルトラ投げ。

 

 

さらに第24話「戦慄!マンション怪獣」にてキングストロン相手に使用したウルトラボディ落としというマイナーな技があって、これが使えてしまうとはしびれます。

 

相手を掴んでもちあげて

 

そのまま背後に放り投げ

 

真っ逆さまに落とすとい豪快な技。

 

平時の技もキックやパンチなど打撃主体で本編での新マン(ジャック)の戦いをかなり忠実に再現できています。

本編にあわせて強敵怪獣は攻撃のダメージが大きく、なかなかエネルギーなどが減らないように設定されている感じがしますが、全体的に極端な差異がないのでそれがまた良いです。

ウルtラ戦士の中では通常タロウなどは能力やポテンシャルが高い目に設定されているのですが、少なくともこのゲーム上の基本設計はその傾向は顕著ではなく、むしろ格闘主体なのでレオやジャックさんが最強クラスではないかとの巷のうわさも。

 

この2者の対決は燃えます(萌えます?)。

 

欲を言えばCPUvsCPUという設定ができるようにしてくれると嬉しかったんですが。ゲーム慣れしていないと操作するのたいへんなんですよ、手が疲れてきて。。。あ、ゲームってそれが楽しいんですかね。。。

今どきのゲームにはもうついていけないですが、この設定を引き継いでくれるものなら糸目は付けずに買ってしまいそうです。