こんにちは!
いわき市田人町地域おこし協力隊のまほっぺです )^o^(
この度の台風19号の被害が甚大なものとなりました。
いわき市や田人町でも多くの被害があり、多くのご心配の声をいただきました。
被害にあった地域が、1日でも早く復旧復興することを願っております。
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
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さて、今日は
HITO-TABI という古民家カフェ&放課後こども預かり所
もとい、コミュニティハウスが田人町に設立するきっかけのお話をしようと思います!
それはそれは、遠い昔・・・
という話ではないのですけれど。(°_°)
田人町に、地域おこし協力隊が配属されて間も無くの話なので
かれこれ2年以上前の話になります。
「田人町で情報発信をしてください」という命を受け、着任から半年間
文字通り、ウロウロウロウロ。 毎日のように町を歩き回っていました。
そんな日々の中で出会う地域資源と、「自分ははて、何をしたらいいんだろうか・・・」という底知れぬ不安
地域おこし協力隊として好きなことをやっていい!
という言葉とは別に
それがはたして地域が求めている姿なのか?
という疑問がありました。
地域のいいところは知れた。でも、地域の声を聞けているのか?と。
そこで行われたのが、PCM(図A3−1参照)という手法をつかったワークショップです。
(jica 事業マネジメントハンドブックより引用)
地域問題の掘り起こし → それがどうなったらいいのか → そのために必要なもの(プロジェクト)は?
という、計画立案において全員で合意形成されるものです。
ワークショップに参加していただいたのは、地域の区長さん、地域振興協議会の役員の方、集落支援員の方
という、町おこしに関わる人たち(総勢30名以上)!
ほぼ1日かけて実施されたワークショップでは、参加者の方はもちろん、田人支所の寛大なバックアップがありました。
参加者の招集をしていただいたり。
お昼ご飯も、支所の方のご好意で準備していただき・・・。
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と、ここで、いかに田人が素晴らしいところなのかをちょびっと話したいと思う!!(突然)
(田人地区協力隊希望の方は必見)
田人町に一度も来たことのなかった、ペーペー姉ちゃん。活動はもちろん、日常生活ですら不安いっぱい。
そんなわたしの活動をあたたかく見守り、時に(多々)全面協力をしてくださる支所の皆さま。
住民も行政も、こんなに近いんだ・・・!と驚くほどのフラットな関係性。
意見交換の場にも参加してくれるし。
いろんな協力隊と行政の関係性があるけれど、
わたしは行政のバックアップってものを大いにいただきながらの活動だったなあ、と振り返って思います。
(まだ活動終わってませんがね!( ◠‿◠ ))
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どうです?田人いいでしょ? (謎のどや顔)
話は戻り、ワークショップにて。
今(当時)、田人町にある問題を思い当たるだけたくさん出してもらい。
若者がいない 地域の力仕事が大変 お年寄りの孤立 交通機関がない ・・
おそらく、多くの過疎地域でおこっているであろう問題が田人町でも起こっている。
そして、それらがどうなることが理想的なのか。
地域の担い手となる若者がほしい みんなで話せる場所ができたらいい 嫁に来て欲しい ・・
これは、この町にすむ人たちが思い描く未来や希望です。
根本は、この町が活気付くこと
じゃあ、この未来(=目的)を手に入れるために、田人で今できることは何か。
それこそが、ワークショップを経て見えてきたもの。
そう。
「集えるカフェ、田人の資源活用の場所」づくり
さてさて、
田人の未来&地域おこし協力隊の活動 を考える会
として開かれたこのワークショップ。
そのワークショップで見えてきた、カフェづくり
これこそが協力隊としての任務となっていった・・・・のか??
という話は、次回へとつづきます。 ☆彡
ちなみに、「コミュニティハウス」というプロジェクト名がついたのは
もう少し先のお話しです。 (⌒▽⌒)え
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みなさんご存知の通り(?)、わたくし、まほっぺは
新卒で地域おこし協力隊にな(ってしまい、田人町にやってまい)りました。
お恥ずかしながら、特筆できるキャリアも、あっと驚かせる特技もありません。
手首から糸も出ないですしね。
でも、地域おこし協力隊になったからには、なんとしても地域をおこしたい!!という
気持ちでいっぱいで、溺れかけていました。
(今思えばなんておこがましい・・・。)
自慢じゃないけど、何も持っていない!!(気持ちと不安だけは持ってきました)
持っていないからこそ、
「地域が求める未来(理想)ってなんだろう・・・」
という問いを探し続けていました。
田人町に来る前に描いていた、あれもやりたい!これもやりたい!ということ。
ただ、町を知れば知るほど、違う可能性や必要性ってものも見えてきました。
そして何より、
わたしが出会ったこの人たちと、同じ気持ちで地域の課題を解決したい!!
という想いが生まれました。
今まで、"地域の課題"って言葉を至るところで聞き、至るところで言っていた、わたし。
実はこの「課題」ってものをあんまり理解していなかったんですね。
理想に近づこうとする時、理想と現実の間にあるギャップが問題であり、
その問題を解決するために設定するのが課題
なのだそうです。
理想(=目的)があってはじめて、解決すべき問題や、何をしなきゃならないのか(=課題)が見えてくる。
だからこそ、地域の求める未来が大切なのではないか、と思うのです。
地域に限らず、人生もそうですよね。
スレンダー美女になってモテたい!!!っていう強い強い願望があるからこそ、
ダイエットして痩せなければ!美女は無理でも愛嬌はつけよう!とか思うわけですもんね。
(なかなか理想には遠い道のり)
・・・あくまで例えですからね。( ◠‿◠ )
地域の未来を、これからたくさんの人と描き出すための一歩が始まった。
のかなと、ちょっと勝手に一歩前進した気がしたのでした。
さてさて、協力隊の任務が決まったものの、これが一筋縄ではいかないもので・・・・。
つづきは「コミュニティハウス第2話」にて。
長らくお待たせしましたが
ようやっとここまでの道のりをブログにできて嬉しさ溢れ
お伝えしたいことが溢れかえった内容となっていますが
どうぞ今後もお付き合いいただければと思います。
つづく。