ブラジル空港ラウンジとC6 Carbon Mastercard Black | ★おトクで快適な旅行術を目指す★

★おトクで快適な旅行術を目指す★

海外旅行、エアライン、マイレージ、旅行関連のお話。

ここ数年の間に、ブラジルでも空港ラウンジSala VIPに対する関心と需要が高まりました
7~8年ほど前は、Priority PassラウンジやLounge Keyラウンジを使えるカードはほんの一握りの超プレミアムなカードだけでした。また、ブラジルにあるPriority Pass利用対象ラウンジは一握りの大都市の国際空港に限定されていました。

 

ところが、2017~2018年初め頃、ブラジルのVisaとMastercardは国際ブランドの共通特典としてVisa InfiniteやMastercard BlackでのLounge Keyサービス(ラウンジ利用は有料)の提供を開始しました。
その後、2019年には、複数のカード発行会社がVisa InfiniteやMastercard BlackにLounge Keyラウンジを年間2~4回無料利用できる特典を付け始めました。

 

2023年6月現在、今や
Priority PassDiners Clubはブラジル国内25空港56ヵ所、
Lounge Keyはブラジル国内25空港54ヵ所、
Dragon Pass(Visa Airport Companion特典)はブラジル国内13空港29ヵ所
に対象ラウンジを拡大しています。

 

なお、Diners Clubの利用対象ラウンジはPriority Passと原則同一のラウンジのようです。
Diners Club Internacional公式サイトの空港ラウンジ検索ページによると、ブラジル国内空港の利用対象ラウンジは、Priority Passラウンジと全く同一です。

 

Priority PassとLounge KeyはいずれもCollisonがサービスを運営しており、利用対象ラウンジも原則同一です。ただし、Lounge Keyは対象ラウンジが2ヵ所少なくなっています。

Dragon Passは、Priority Pass/Lounge Keyとは異なる会社が運営しており、対象ラウンジも若干異なります。

ブラジル国内空港のSala VIP一覧表はこちら≫

 

さて、ブラジル発行のクレジットカードのうち、Priority Pass/Lounge Key、Dragon Passラウンジを利用回数制限なしに無料で使える券種は、Bradesco Visa AeternumやBanco do Brasil Altusなど超富裕層向けプレミアムカードに限られます。

回数無制限に空港ラウンジを無料利用できるプレミアムカード6券種はこちら≫

 

繰り返しになりますが、ブラジルではVisa InfiniteやMastercard Black、American Express Platinum Cardに付帯しているPriority PassやLounge Keyラウンジサービスは「年間2~4回無料利用」がスタンダードです。

 

ところが、ブラジルー日本を往復する際、まずGuarulhos空港でラウンジ1回、欧米中東などいずれかで飛行機の乗り換えが最低1回は必ずありますので、中継地でもラウンジを最低1回は利用します。復路は、成田もしくは関空でラウンジ1回、中継地でラウンジを最低1回は利用します。ということで、1回のブラジルー日本間往復で、ラウンジ利用は最低4回、場合によっては6回になることもあります。

 

私は2014年から、楽天プレミアムカードで入会できるプライオリティ・パスを所有しています。楽天プレミアムカードはカード年会費11,000円で、プライオリティ・パスをゲットできるので非常にお得だと思います。

ところが、このプライオリティ・パスは同伴者料金が有料なので、家族で旅行する際には、家族のため同伴者料金を支払ってラウンジを利用することもあれば、もったいないのでラウンジを利用しないこともありました。

 

そのため、ブラジルのVisa InfiniteやMastercard Blackが提供するLounge Keyラウンジ利用特典について、ここ数年、関心を持ってみていました。

私が所有するBradesco Visa Infinite(年会費R$1,114)とBanco do Brasil(BB)発行Ourocard Visa Infinite(年会費R$996)にも、2018年か2019年から年間2回のLounge Keyラウンジ無料利用特典が付くようになりました。
※2023年現在、Bradesco Visa Infiniteは年間4回までのDragon Passラウンジ無料利用となっています。

 

これらの2枚のカードは、カード自体の利用条件もしくは銀行口座の利用条件をクリアしているので、Gerenteに年会費免除をお願いすれば、免除されるという状態でした。それで、何年間にもわたって使い続けていました。

ところが、Bradesco Visa Infiniteは、2021年から2022年にかけてGerenteに何度も免除申請したものの免除が通らず、年会費を支払う羽目になったことを契機として、2022年3月に解約しました。というのも、Bradesco Visa Infiniteは、2021年の時点でApply Pay未対応であったことから、ほとんど利用しないカードに成り下がっていたからです。

 

一方、Ourocard Visa InfiniteはBanco do Brasil銀行のキャッシュカード機能一体型クレジットカードであるうえApply Pay対応であり便利なので、直近数年間のメインカードになっていました。なお、ポイント還元率はBradesco Visa Infinite、Ourocard Visa Infiniteとも1USDにつき2ポイント還元です。

 

さて、Bradesco Visa Infiniteを解約したのを機に、2022年4月、ブラジルで急成長しているネットバンクC6 Bank発行のC6 Carbon Mastercard Blackに入会しました。

 

C6 Carbon Mastercard Black(年会費R$1,020)は、
●BradescoとBBのVisa Infiniteよりも断然低い利用条件で年会費免除かつ追加カード6枚まで年会費無料
1USDにつき2.5ポイントの高還元(BradescoとBBのVisa Infiniteは1USDにつき2P還元)
C6 Tag無料(有料道路や有料駐車場で使えるETCカードみたいなもの)
Lounge Keyラウンジが本会員、家族会員とも各々年間4回まで無料
Mastercard Black Lounge(Guarulhos空港)が会員本人のみ無料・利用回数制限なし

 

と、非常に魅力的です。

昨年入会した時点では、C6 Carbon Mastercard BlackはApply Pay未対応でしたが、現在はApply Pay対応となっています。

とくにポイント還元率が高いので、2022年4月以来、C6 Carbon Mastercard Blackは私のメインカードになっています。

子供たちにも、BB Visa Infiniteの家族カードを持っている息子一人を除く3名にC6 Carbon Mastercard Blackの家族カードを使わせています。

 

C6 Carbon Mastercard Blackは、Mastercard Airport Experiencesアプリにクレジットカード情報を登録すると、スマホがラウンジアクセスカードになります。

 

 

 

アカウントを見ると、残りのラウンジ無料利用回数が表示されます。

 

この3月と5月に息子がC6 Carbon Mastercard BlackのLounge Keyラウンジを使いました。

ラウンジを1回利用すると、

ラウンジ利用から10日間ほど、アカウント画面は「残りのラウンジご利用回数=3」「ラウンジご利用済み回数=0」「処理中のご利用回数=1」となりました。この時点では、カード利用履歴にラウンジ利用料金32USDが請求されていたので焦りました。

 

その後、処理完了に伴い、「ラウンジご利用済み回数=1」「処理中のご利用回数=0」に変更されました。そして、クレジットカード利用履歴のラウンジ利用料金32USDが無事にキャンセルされました!