シルバーエイジ 日頃の節約で日常に変化を
(長浜城を訪ねて①ストレスフリーの日帰り旅行を手軽に)
節約して定期的に非日常を旅行に求めましょう
シルバーエイジ節約旅行者の「おおともの旅人」です。
なかなか変化の無い生活から脱出する機会は少なく、ストレスフリーな時間を求めて、今回は日帰りで、以前に読んだ小説の舞台を訪ねました。
ストレス・フリーを求めて
話はいきなり飛びますが、11月上旬に伏見で久しぶりに「十石船が走る」運河周辺を散歩し、近くの「大手筋商店街」の店々を覘き歩きました。秋の日差しで、どこか長閑でストレス・フリーでした。
「大手筋商店街」は、両脇に商店が並ぶ広めの道路、ゆったりしている伝統的な商店街。
和菓子店や総菜店、シャッターの降りたビルの前にはカレンダーやいろいろなものを売っている露店。道行く人々はゆったりとショッピングしていて、その中に入っていくと心は大変落ち着きました。
この短い時間は、久しぶりに「ゆったりと」「めっちゃストレス・フリー」でした。ここはどうして、どれだけ、ストレス・フリーなんだろう。実は8月に行った「赤穂城」とその周辺でも、同じようなストレス・フリーを感じました。
何故か?取り敢えず思い当たる理由は、大手を振って歩く外国人観光客が(全くか、ほとんど)いないことです。
(アジア系に限らず欧米系でも、自国で許されているのか、子供の前で信号無視して道を渡る場面には「よく出くわします」ので、教育上の懸念もあります)
関西では、観光物件がない地域でも日中に歩いていて、「すれ違う人」が日本人より外国人の方が多いケースは珍しくありません。
インバウンド・フリー、日本人の静かな観光が、凄くストレスフリーだと気付きました。
そこで
☆日帰りで長浜城を訪ねました☆
長浜城は、以前から何度も行きたいと計画を立てていました。しかし、これまでは1泊旅行で考えていましたので、最近のホテル代高騰で延び延びになっていました。
しかし、最近の「伏見の大手筋商店街」のインバウンド・フリー、夏に行った「播州赤穂城」でのインバウンド・フリーが精神衛生に良かったことに気が付きました。(勿論、伏見でもインバウンド観光客は見かけましたが、気にならない程度に少なかったです。)
庶民の私たちには、無理せずに日帰りで十分。少し長距離のドライブでストレス・フリーの非日常を楽しめると考えて、豊臣秀吉、山内一豊の若き日のロマンの場所「長浜城」を訪ねました。
その日は、早朝に出発し、名神高速道路を「瀬田西」で降りて、琵琶湖の湖岸沿いの道を走りました。
ナビは、高速道路をしつこく勧めました。しかし、これをガン無視して、高速から降りると、ナビは今度は内陸の道を何度も勧めました。 が、これも無視。
何度も道を右折して内陸側の道へ誘導しようとするナビの指示を無視して、見たかった琵琶湖を左手に湖岸沿いを楽しんで走りました。
話は少し戻りますが、私たちは瀬田西ICで名神高速道路を降りて、瀬田の唐橋の交叉点を右折(タイミングが、なかなか難しい)、お気に入りの「夕照の道」(せきしょうのみち)に入りました。
琵琶湖南部から瀬田川に繋がるこの道の傍の湖畔には、各大学の漕艇部(ボート部)やヨット部の合宿所があり、瀬田川にかけては漕艇場もありますので、琵琶湖周航の歌が聞こえてきそうな景色でした。
「カインズモール彦根」のスタバで休憩
(滋賀県彦根市馬場2丁目11)
瀬田から夕照の道、さざなみ街道と名前を変えていく湖岸を走る道路を、「滋賀県立琵琶湖博物館」、「マイアミ浜オートキャンプ場」を左手に見て、約1時間半、65Kmほどで「カインズモール彦根」が見えてきて、ここで一休みしました。
ここは、以前に彦根城に来た時にも寄つて、休憩や食事をしたことがあるところで、お気に入りです。
今回も、朝早く出発したのでコーヒーブレイクが必要でした。
早朝でしたが、このモールでは幸い「スタバ」が営業していましたので休憩できました。
前回は駐車出来る場所が見つからずに駐車場内をウロウロしましたが、今日の朝早いカインズモール彦根には、未だ客は少ない様子で車は停め放題でした。
「スタバ」ではコーヒーとドーナッツ、ソーセージパイを注文しました。特にソーセージパイは絶品でした。(ドーナツもドーナツ好きに妻の合格点が出ました)
コーヒーも大きなカップ☕️で頂きましたので、一気に疲れが取れました。
コーヒーブレイクの後は、開店して並べられた花、特に葉牡丹とシクラメン(ガーデンシクラメンと思えない程大きかったです)が、目に留まりました。
やはり、街で買うより安くて良い物があると思いました。しばらく迷ったのち、日帰り旅行の往路であり、帰り道に寄る時間があれば買うことにしました。
再び湖岸の道路に戻り、長浜城🏯を目指しました。車の量は、先程より少し増えている印象でした。
(湖岸の道路を、信号が少ないので見ていても気持ちよく走る自動車)
長浜城へ
(滋賀県彦根市公園町10)
湖岸の道路を走っていて、途中停まった交叉点から彦根城の一部分が見えました。長浜城まで、あと一息です。
「カインズモール彦根」から約13Km、20分余りを湖岸と田んぼのある道を走って、遂に長浜城に着きました。
紅葉🍁の季節に来たので、めっちゃ美しいです。
空いているか心配していた、駐車場🅿️は、めちゃくちゃ広くて余裕でした。後ほどお城🏯の上から見ましたが、平日のせいか、嬉しくなる程の広い余裕の駐車場🅿️でした。
尚、3時間以内の見学でしたので、駐車料金は無料でした。
ここで、大ショック😨
到着して、取り敢えず駐車場のトイレに行くと、周囲は欧米系外国人だらけ。トイレでも英語の大きな声で話し、大笑いして「うるさかった」です。日本人と生活スタイルが違うのでしょうが、外国に行っても物怖じしないのは凄いともいえます。
私の見込みでは、ここには歴史を知っている日本人しか来ない筈と思っていましたが、この多数の欧米系外国人は「いつたい、なに?」と思いました。
彼らは、停まっていた「成田」ナンバーの大型豪華バスに乗り込んでいました。中には、バスの前で路上喫煙して、車外で休憩中の観光客もいました。 しばらくすると、皆バスに乗り始めましたが、私たちがこの場所を離れるときは未だバスは停まっていました。
長浜城の周囲には、広くきれいな公園がありました。園内には腰掛けもふんだんにあり、観光地では日ごろから腰掛けるところにも不自由している者には贅沢に映りました。
(公園内はベンチがいっぱいありました。上の噴水の周囲にもベンチがありました)
公園を抜けて、少し歩くと本丸跡がありました、お城の天守閣まではあと少しです。
石垣の上に長浜城天守閣が見えてきました。この石段は右側の手すりの右側が歩きやすいと思いました。
長浜城天守閣(長浜市長浜城歴史博物館)は、1600年代に廃城となったものを昭和58年(1983年)に再興されたとのことですが、立派な外観・威容を備えていました。
このお城の天守閣から、豊臣秀吉が「ねね」に、山内一豊が「千代」と「よね姫」に見せた、足元に広がる琵琶湖の眺望を見ることが今回の最大の目的でしたので、望楼に上がるべく「長浜城歴史博物館」に入りました。
入館料は大人500円、1階には受付と土産物売り場、2階3階が展示室になっていました。
1階で入館料を支払い、エレベーターで2階へ。2階では大画面のビデオによる歴史説明がありましたので、ここでは椅子に座って歴史の説明を聞きました。短時間でしたが、ビデオを通して長浜城周辺の歴史の展開も解りましたので視聴して良かったです。
2階、3階と展示室を回ってビデオ室の近くに来ると、また別のグループの方が見ておられたので、内容が良いことを再確認しました。各階の展示室も貴重な資料が展示されていて、パネルからは歴史の勉強になることが多々ありました。
館内の写真撮影は禁止されていましたので、展示室での資料等の写真はありません。2階3階の展示室を見て、ついに目的の眺望に出会うべく、階段で5階の望楼に上がりました。
望楼からは、琵琶湖が足元に広がり、予想以上に心に残る雄大な景色でした。
(望楼=天守閣から見える琵琶湖の景色のパノラマ写真)
この景色を見に来ましたのですが、期待以上で感じ入りました。単に広がっているだけでない眺めは、いろいろな歴史物語に書かれている通り、あるいはそれ以上と思いました。
(望楼から、足元の湖岸の景色も撮影しました)
見学を終わり1階の土産物・記念品売り場を覘きましたが、記念品類は「豊臣秀吉」「石田三成」「徳川家康」関係が多くて、期待していた山内一豊関係のものは、探して貰いましたが見つかりませんでした。 少しがっかりしました、残念!
長浜城歴史博物館=長浜城天守閣を出て、駐車場に向かって公園を散歩しました。
人が少なく、騒音もない公園の中には写真のような「レトロな消火栓」もあり、ゆったりとした空気が流れる公園でした。
公園の中の水際には、「太閤井址」があり、昭和14年に発見された遺構とのことでした。近くでは白いユニフォームを着た多くのボランティアの方々が、湖岸周辺の清掃活動をされていて、頭が下がりました。
次は駐車場に向かう道ですが、紅葉がきれいで、人も少なく、落ち着いたひと時を過ごすことが出来ました。
なお、駐車場の空き具合は、望楼から見るとよく解りました。
長浜城で雄大な琵琶湖を高いところから見下ろし、戦国時代の人たちも感じたであろう琵琶湖の美しさを満喫したあとは「蕎麦と寿司のセットメニュー」の昼食を摂りました。その後国友鉄砲ミュージアムを訪ねて、道の駅でお得な「柿8個380円」をゲット、明太パーク経由しました。それについてはブログ②へ
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