世界の通貨供給量1京円(88兆ドル)とは | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします

世界のマネー供給量総額が1京円(2016年)


2006年から1.8倍になったある。

これはマネタリーベースかマネーストックかどちらを指しているのかわからない。ただどの通貨も金融緩和で量を増やしておりGDPの総額を超えていることから世界ほとんどの通貨の価値が薄まっていることがわかる。


日本は全く同時期ではないが2012年アベノミクスからマネタリーベースで5倍、マネーストックで1.7倍に増えて(通貨価値が減価して)しているので世界のマネーに占める円のシェアの推移がそのまま円の実質価値推移になると考えられる。


データは2016年までのため、コロナ後の世界超金融緩和でさらに薄まった分がわからない。

米ドル、ユーロ、人民元あたりの推移から推測はできるだろうが。



この表からは2016年3.5兆ドルがコロナで7兆ドルになりその後6兆ドルに下がっている。


そのままの率を世界のマネー総量に換算すると2023年時点で1.7京円となり1.7倍、日本は5倍と考えると日本円はその間3倍に薄まったことになる。

結果的実質実行為替レートの推移に近いものとなる。


世界なマネーが平均1/1.7減価し、円はさらに3倍減価しているので1/1.7×3=1/5となり、

2012年時点で1万円で買えたものは5万円出さないと買えなくなった計算となる。

実際海外不動産、海外株式、金あたりの平均はそのくらい高くなっているのであながち間違いではないだろう。