石北本線キハ40 また乗れた | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします


網走駅。乗って来た釧網本線の列車は折り返し10:24発釧路行き快速「しれとこ」になる。

いつも混むので増結が欲しいところ。

増結といえば根室本線の末端区間・通称花咲線で一部列車に海側のボックスを指定席とした増結を行なっています。

これがなんとキハ40。

山側ボックスとロングシートは自由席なので、とにかくキハ40に乗りたい人にとっては朗報です。

釧網本線も同じようにしてもらえたら喜ばしいですね。

10:05ごろ2番線に遠軽経由旭川行き4658D〜4622Dが入線。続いて10:10頃改札が始まりました。

今日は列もそんなに長くなかった。ほとんどの人は釧網本線に行くようです。

低い汽車ホームにサボの入った車両。塗装を除いて国鉄時代のようだ。

創業80有余年の網走駅弁「モリヤ商店」の駅弁を二つ購入しました。

磯宴1,580円と今回新しく発売した鳥めし1,000円。

モリヤ商店といえばオホーツク弁当(幕内)900円が推しです。また看板は「かにめし」ですが、昨年900円からら1100円に値上がったこともあり、逆に磯宴が1,580円に据え置きだったため、お得感から磯宴にしています。

こちらにもカニが入っています。

10:19、465Dは旭川に向けて発車。

車内は全部で10人くらい。

かつて特別急行「おおとり」の本編成7両か留置されていた車庫に思いを馳せます。

車窓右手には網走川。続いて網走湖が見えて来ます。

青モケットの落ち着いた車内。これ以上何もいらない。

網走湖畔を走ります。

防雪林が線路際に並びます。

一見森のようですが、航空写真で見ると防雪林であることが確認できます

これも森の中にポツンと佇むように見える西女満別駅。実は女満別空港まで徒歩圏内です。

美幌川をわたり右にカーブすると美幌。10:50。

遠軽発の4659Dと交換。

ゆったりとした贅沢な時間が流れます。

これ以上の列車が日本にあるだろうか?

緋牛内あたりでは北見貨物の重要な輸送品である玉ねぎが多く見られます。

緋牛内11:04。土のホームを鉄とコンクリートの板で支えただけのホーム。北海道でよく見るタイプです。


列車は高架線に入り、一気に都会の景色になります。

間も無く北見。