僕にとって根室本線最後のキハ40となった、キハ40 1758
最後にふさわしい朱色に、同じく僕にとっての最後の旧客の編成に茶色ニス塗りのオハフ33 389が入ったのと同じ運命を感じる。
木の柱にこの駅名板は素晴らしい。
欲を言えばバックが草原だったらなお良い。
雄大な川。茶路川かな。
今日は一両の列車はボックスが全て埋まった。
半数がキハ40目当てのようだ。
隣のボックスの青年が昔のようにボックスシートに脚を投げ出し、紙の時刻表を繰っている様子に涙が出た。
それだけで無形文化遺産だ。
チラホラ窓を開ける人がいたので便乗します。
豊頃駅。
おおぞらの交換待ちで5分停車の予定でしたが、いつまで経っても「おおぞら」3号が来ない。
結局10分程遅れて発車。
ステーキ弁当の「よねくら」に予約しているので、あまり遅れると乗り換え時間に受け取るのが難しくなる。
池田。10分遅れ。
これで帯広まで乗り、スーパー十勝に乗ってもフライト1時間前千歳に着けるのですが、昨今の運休が怖いので、ここ、池田から特別急行「おおぞら」6号に乗り換えます。
駅前の「よねくら」へ急ぐ。
改札口で「おおぞら」は何分遅れですか?と聞くと「定刻」とのこと。
危なかった。
優雅にステーキ弁当とトカップの赤を合わせます。
と、この写真の後、列車の揺れでワインが溢れました。
服まで掛かって後始末に苦労しました。
ちゃんと床まで拭きましたよ。
新得。
これまたいい塗装のキハ40。
最後にいいものを見せてもらいました。
ありがとうございました。
この後の「おおぞら」6号は鹿と接触し35分遅れで南千歳につきました。
スーパー十勝が35分遅れたらピーチの112便には間に合わないところでした。