鉄道フアンの類型。多いに私見を含みます。 | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします

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これが本物の鉄道。疑いの余地はない。


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こちらも本物。若干の説明入るが、本物に変わりない。


鉄道フアンの類型。多いに私見を含みます。




現在も鉄道の旅ブームと言われているが、過去2回のブームと比較して考えれて見たい。


第一回目のブームはSLブームだろう。
日本の鉄道が始まって以来、ずっと走り続けていた蒸気機関車が国鉄線上から姿を消す、これ以上もない大変化に対し、ファンが動いたのは完全に理解できる。


マスコミの煽りもあったにせよ、おそらく国鉄としては、さして売りたくもない商品である蒸気機関車を商品として見たマスコミとファンの方向性は正しかったといえる。


第二のブルトレブームはどうか。


こちらは、かなりマスコミの戦略が観れる。


というのは、蒸気機関車末期に雨後のタケノコのように、雑誌などが創刊され、一つのマーケットを作っていたため、その市場を維持する必要があった。


そこでターゲットとしたのが若年層であり、当時全盛であったブルートレインとL特急だった。


僕は、蒸気機関車末期の頃の本から始まっており、子供向けの本でも蒸気機関車全敗後もしばらくは、蒸気機関車がページの大半を占める状態だったため、蒸気機関車の知識はかなり入っています。


しばらくしてブルトレブームが始まり、周りの子供らよりもリードしている優越感を感じたものです。


絵入トレインマークになり、「ああ、これで国鉄も列車を商品化する気になったのだな」と妙に冷めて見てしまいました。


そんな中、旧客に出会い、これぞ本物と追いかけるようになりました。


旧客ファンは価値観が似ているので、とても話しが合いました。


一般的には国鉄民営化の昭和62年4月、あるいは青函トンネル開通、北海道長大四線廃止の63.3改正が大きな改正と言われていますが、旧客ファンにとっては、61.11改正が最後でした。実際、61.11改正は半年後に控えた民営化の影響を最低限に抑えるため、基本的に民営化後を見越したダイヤになっており、既に民営化したものと、感じたものです。


僕も61.11以降、世界観が変わりました。


そこにきて、今回のマスコミ主導の鉄道ブームは、もうなにも言えません。


本物よりも、鉄道会社が売りたい物を全面的に宣伝するだけのマスコミとそれに乗っかる薄っぺらいファン。


中身を全く感じません。

写真は拾い物です。問題あれば削除します