マラソン。
子どもの頃からどうにも苦手な長距離走だが結構興味がある。
それもあって文庫化早々買ってしまった村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」
村上さんの文章が好きなので何を読んだって面白いのだけれど。
この本の面白いところは走ることと、職業作家として継続していくことの関わりを語っているところで、マラソンのみを語ったものではないところだ。
走らない自分がちょっとだけわかるのは
「もう走るか」
と思ってもまた走り始めること。
自分の中でもそういうことってあるなあ。
海外を旅するということとかね。
好きなことを書くって子どもみたいな熱を帯びるものだな。
いつもよりすこし無邪気で素直なこころの描写が興味深い。
走る小説家村上春樹の意外な自身への向き合い方を是非読んでみて欲しい。
これはハードカバーの表紙。
文庫も同じだけど。
マラソンをする同僚に貸してみたけど春樹好きでない人が読むとどんなんだろう?
