アメリカ旅の話は終わった・・・と言ったけれど。
あと少し。
毎回1冊本を持っていくのだけれど、間違ってつまらない本を持って行くと海外だけに取り返しがつかない。
やはり村上春樹は自分にとっては間違いない。
今回はこれ
「やがて哀しき外国語」
1994年に刊行されたアメリカの滞在エッセイだ。
1991年からニュージャージー州プリンストンに滞在していた2年半を綴っている。
アメリカを(ほとんどNYだが)見ながら読み進めていったことで、アメリカを少し奥行きのあるものにしてもらったと思う。
母国語ではない言語の国で暮らすことを、いつものどこか遠くからから眺めるような文体でありながら、湧き出されたような静かな情感で語っている。経験から得られた伝えたいことっていうのは力があるものだと思う。
春樹ファンでなくてもなかなか興味深いエッセイだと思う
ハードカバーの表紙。
持って行った文庫の表紙。
安西水丸さんのイラストがいい味を出してる。

