先日、大分県に滞在中、テレビで5月18日、19日に別府市で行われた将棋の名人戦のドキュメントが放送されていてたまたま見た。
将棋に興味はさほどないけれど、近くで行われてたとなると見入ってしまう。

別府到着からすごいハードスケジュールで対局前にいろいろな行事をこなしていた。
おばちゃん、ただただ感心。
結果は藤井君の敗戦であったが、藤井君のファンも別府に訪れており、彼が対局中に食べた別府冷麺のお店も賑わった、との事。
その時はふーん、くらいにしか思わず。

その数日後、たまたま約半日の自由時間ができたのでどこかに行こうと計画中、あ、別府行ってみる?と突然閃いた。
大分駅から別府駅までJR九州の普通列車で移動。
所用時間は12分ほどであっという間に到着だけど海沿いを走る区間もあって眺めがいい。

さて、別府で何をするか、何か食べてささっと温泉入ってお土産みるくらいしか時間はない。

あ、別府冷麺って食べた事ないから、この機会に食べてみようかな。今日とっても暑いし。
藤井君が食べたお店は六盛っていうのね。
本店は行列ができる有名店だそう。
別府駅近くの別府トキハ(トキワと読みます)というデパートにも出店してる、ここなら歩いて行けそう、で、決定。

別府駅に着いたら海の方に向かって坂を降りていくとトキハ到着。
入るとすぐお土産物売り場。
デパートは古いけど、このコーナーは綺麗にレイアウトされていて、オシャレにしてるー。
竹細工とか、小鹿田焼という焼物とか、気になるものがたくさん。素敵素敵。
藤井聡太君グッズのタオルも売ってた。
一通り見た後、六盛を目指します。

地下のフードコートみたいなとこにお店はありました。
平日なのにお客さんまあまあいる。藤井君効果かも。

レジで「藤井君が食べたのはどれですか?と聞いて、冷麺並盛を注文。
出来上がったらブルブル震えて教えてくれる機械を渡される。



待つことしばし、冷麺きたー。


4月にソウルの乙密台という有名店で食べた冷麺のあまりの美味しさに衝撃を受けてからまだそれほど日もたっておらず、食べる前は焼肉屋で締めに食べる冷麺か、くらいの認識。


いざ実食。

うん、普通に美味しい。

専門店だけあって、スープが丁寧に作られている感じで旨みがかんじられる。

麺は最初ものすごく固かったけど、食べ進めるうちに少し柔らかくなってきました。

焼肉屋の締め冷麺も美味しいけど、それをしのぐ美味しさ。

乙密台ほどの衝撃はないけど美味しかったです。


この日食べた冷麺は890円。

乙密台の冷麺16000ウォン。日本円にすると1700円から1800円くらいかな。

丁寧に作られたであろう六盛の冷麺、安すぎないかな?と思った日でありました。


また機会があったら再訪しまーす。