何故紋別か。
流氷観光で有名なのは他に網走、知床だけど両方行った事あるから(流氷の季節ではないけれど)、お初の地を選んだというだけでした。
紋別へは毎日一往復羽田からの直行便あり。
機内からの眺めは雄大な雪景色でそれが見れただけでも満足するくらい綺麗。
飛行機から降りると徒歩で空港ビルを目指すという、もうこれだけで楽しい。
紋別空港から市内への無料バスに乗り、ホテルに荷物を預け、極寒の中紋別市内を徒歩でウロウロ。
雪に不慣れな関東平野在住おばちゃん、慎重に歩きまわり、この日はホテルでまったり。
ホテルのレストランでホタテたっぷりのご飯を食べて、大浴場にのんびり入り、お部屋で読書。
真夜中に何か音がすると窓の外を見ると、しんしんと雪が降る中、除雪車が道路の除雪をしている。
観光客からは降る雪も積もる雪も美しく思えるけど、生活している方にとってはそれだけではないんだと改めて気付かされる。
零下の真夜中の屋外での除雪が日常なんだなあ、としみじみ。
快晴だけど寒い翌日、ホテルからバスで流氷砕氷船乗り場へ。
白く見えているのは流氷ではなく、寒さで湾内の海水が凍ったもの。
流氷は見れないのはわかっていたけれど、砕氷船ガリンコ号に乗ってみました。
船からの眺めは素晴らしく、冬の北海道の美しさに感動。
流氷はないけどね。
ガリンコ号乗り場の前に「オホーツクとっかりセンター アザラシランド」があり、なんだこれ?と入ってみました。
入場料は200円くらいだったかなあ?
氷のはったプールがいくつかあり、アザラシが泳いでいる、
と、プールから上がって寝ているアザラシ。
え、こんな間近に見れるの?
しばらくすると広場でアザラシの餌やりタイムが始まり、飼育員のお姉さんの合図でたくさんのアザラシが集まってくた。
飼育員さんの合図に合わせてお口を開けたり、お腹を見せてくれたり。
これは曲芸ではなく、アザラシの健康状態をチェックするためのものとのこと。
一頭一頭名前もついていて、名前の由来も教えてもらいました。
アザラシは一頭100キロ近くあり、脂肪たっぷりのフォルムでぽよよーん、ぼよよーんと陸に上がってくる姿は愛くるしさしかない。
そして飼育員さんの指示に従い、自分の名前を聞き分ける賢さ。
流氷見れなかったけど、このアザラシに会えただけで私の幸福度MAX。
プールの中で泳ぐ姿もいつまでも見ていられる。
可愛くて可愛くて。
すぐ近くに「アザラシシーパラダイス」という施設もあり、ここではアザラシに餌をあげる体験ができた。
入場料と合わせて500円
飼育員さんの指示に従ってアザラシに合図を出し、できたら餌のホッケを与える。
アザラシの賢さに感動しかない。
何の予備知識もなく来てしまったけど、なんてすごい体験をしてしまったのだ!!
このアザラシランドとアザラシシーパラダイスを合わせて、オホーツクとっかりセンターというらしい。
ガリンコ号乗り場に戻り、お土産屋さんをみているとアザラシ関連グッズもたくさん売っていて可愛い。
そして飼育員さんが書かれた本も売られていました。
結局この旅行では流氷は見れなかったけど、アザラシの可愛さに心を奪われてしまった私、
この本を何度も読み、アザラシシーパラバイスとアザラシランドのインスタグラムをフォロー。
投稿されるアザラシの画像や動画に癒される毎日を送りつつ、またアザラシと流氷を見に行こうと心に誓うのでした。
つづく