どうも。

「血液クレンジング」です。

インフルエンサーの多くが、これを発信していた騒動は、浅かったけれども実際にあった話です。

 

「血液クレンジング」とは100ccほどの血を抜き、オゾンを混ぜて再度体内に戻すという仕組みのこと。

黒かった血が鮮やかな赤になっていく様を見ると、『これは効果がある』と信じたくなるのもわかりますが、冷え性や美容効果だけでなく、アレルギー・認知症・がん・HIV・ヘルペスなどにまで有効である、となると眉に唾をつけたくなりますよね。

高須克弥氏が『意味ねぇよ。まじないだよ』と効果を否定しているだけでなく、他の医師も『信頼できる臨床試験での検証が少なく、エビデンスに基づいた医療でない』と断言してますね。

オゾンが血液に加わることで、酸素運搬量や成長因子を促進するなどの事実はあるので、血行がよくなるというのはあるのかもしれないと、現・高須クリニック院長も動画で言われています。

ヨーロッパでは、疾患によっては保険適用にもなっているそうなので、国家認定ですから無下に「インチキ」とも言い切れないようです。

つまり「インチキくさい」のと「高額医療」なのとで、やっかみ半分でボロカスに言われるようになったんでしょう。

 

オゾン療法、と考えるとかつてアメリカで行われてた危険な医療行為を連想するから、「血液クレンジング」と名を変えたんでしょう。ただ、美容目的やアンチエイジング目的であっても「プラシーボ」を抜かしてしまうと、また、血が赤くなったんだからという「思い込みの効果」を抜くと、どれだけの実際効果があるのかがまだ解ってないのも事実だと思います。

有酸素運動と、オゾン療法と、どこがどこまで効果が違うのか、というと今の段階じゃ「ビミョー」なんじゃないのかなぁ?

「オゾン療法」と銘打って、今後キチンと医療行為としての発展を目指そうという関係者にとっては、美容系でインフルエンサーのステマで広まってしまう現状には憂いているらしく、問題視しているといわれます。

「オゾン療法」自体は、今後、臨床試験を増やし、どういう症状にどこまで効果が数値で現れるかを真面目にやっているのに、「血液クレンジング」が流布されてアンチなコメントが増えることによって、その試みの本来目的が損なわれるのを怖れているんでしょう。

 

つまり、ヨーロッパで認められている部分だけでも日本に適用できないかと真剣に取り組んでいる人が、「美容系」であって高額な報酬が得られる今を見込んでビジネスにしようというたくらみに「負けていく」ことがマズいんじゃないだろうか?

高額ビジネスならば、広告費も十分に跳ね返ってくるのでインフルエンサーに無料体験と謝礼を支払ってマーケティング効果を待ってまた広告依頼を出すことも可能です。

彼らのビジネスにしてみれば、「オゾン療法」が確立し厚労省認可の保険適用になってしまうと、まったく旨味がなくなるのでいまのうちにガンガン売ってしまいたかったんでしょう。

保険が利くとなれば、高額な医療費を払わないでいいんだし、通常の血液内科などで治療してもらえばいいだけ、ってなるんですからね。

 

ここで、インフルエンサーの意識問題が問われるんですが、発信した経緯とどこをどう理解しての「お薦め」であったかは、また別次元の「問題」として捉えていくべきですよね。

まったくの個人的見解というなら、金銭授与がなかったことや便宜を図ってもらってないことを証明しないといけないと思います。

かつて、広告塔になった「ブロガー」が芸能界追放のようになった事実も踏まえて、悪徳商法にどれだけ手を貸したかは、「反社」意識が強くなった日本社会に向けて再発信するべき義務があるだろう。それはフォロワーん十万とかを抱えている者の義務なんじゃないか?と思うんですが。

 

 

 

ではでは^^メイ吉でした(´・ω・‘)ノ チャオ♪