どうも。いろいろと書いてきましたが、今回は醜いほどにヘイトな内容になりそうなので、そういうのは目の汚れだと思う方は、
ここから読まないでください。
ボクはどうしてもオリエンタルラジオの中田敦彦が好きになれません。下積みもまったくなく上の人間(先輩芸人たち)とも争ってきた影すら見当たらず、生き残っているというだけで今ではコメンテーターの真似までしている、とんでもない勘違いをしている人間だからです。元をただせば、新人芸人ばかりを紹介して一番組にしてしまおうというTBSでやっていたとんねるずの木梨憲武MCの番組で『武勇伝』がバカ受けしたことが始まりなんです。
とんねるず絡みは、功罪が大きいのが特長ですよね。この番組からは同様に、「ハリセンボン」も出てきています。どちらも好きな芸人ではないですが、ハリセンボン近藤春菜には「人に嫌われ
ない」という才能がある。これもタレント性だとしたら、認めない
わけにはいかないです。その意味でも、ハリセンボンとオリラジは一線を画しているかもしれませんね。
オリラジの再ブレイクの代表のように動画をあげていますが、
現実にオリラジが再びテレビに出るようになれたキッカケを与えたのは深夜番組だったころのテレ朝『しくじり先生』です。これで、天狗になってしまいレギュラーゼロになった芸人として、真っ先に出演したのがオリラジでした。いや、オリラジというとどうでもいい藤森クンも含んでしまうので、これからは中田ということで話を進めます。中田は、自分たちがレギュラーゼロになってしまったことを不幸のように話すが、元がそういう波の上下の激しい芸能人を
取り上げることで成立させる企画であるところにクレームつけても仕方ないのですが、陽の目を見るのに20年以上かかった永野や、一瞬の輝きのみで解散という憂き目になったシャカ、それ
以上にまったく世間の目に触れずに終わっていった芸人たちを思うと、中田のどこが不幸なのかサッパリわからない。そのうえ、ゴールデンに上がった『しくじり先生』では、大きな顔で別企画での講師までやって、空き時間の穴埋めを任されている。こんな厚待遇が他にあるだろうか。もうひとつ、再浮上のキッカケになったのが後輩の新人芸人「8.6秒バズーカ」のラッスンゴレライのリズムネタの完コピをやってみせたこと。そのうえで、8.6クンたちに『一発って言われてもやり続けることが大事』とか説教をたれたそうです。同様に、一発屋のリズム芸芸人だった「藤崎マーケット」からは8.6クンは『引き出しは多く作っておけ』とアドバイスされていて、正直に『混乱してるんです』と言い残し、すっかりテレビやトピックスでも見かけなくなりました。まったく始末におけないとは、中田のような人間でしょうね。
頭脳派ということで多くのクイズ番組に出たりもしていただけあって、きっとアタマはいいんでしょう。嫁さんもアタマいいみたいなので、きっと優秀なDNAを残してくれるんでしょう。ただし、その
偏重きわまりない判断の下で確信的に行われていく【芸】は、
まったくといっていいほどに無意味です。パーフェクトヒューマンを出したことで乗っかる芸人も多いとは思うけれど、あれを【芸】って言えるかどうか。内容は武勇伝の延長線上から一歩も出ておらずに、パフォーマンスと音楽によって成立されている。そんなもののどこを面白いと笑えというのかサッパリわかりません。
MC力がある、喋くりで間を持たせられるということで重宝がられていますけど、あのリズムと転調の繰り返しで今後もいくのならばボクの嫌いなMCのワンツーである、みのもんたと小倉智昭のスペシャルを3時間見せられた方がナンボかマシです。こちらのお二方には、実績に裏付けされた名人芸なみの喋りがある。
中田は、スタッフ受けのいい「タレント」なんでしょう、きっと。
ベッキー騒動のときに、テリー伊藤の隣で一緒くたになって、ベッキー批判してたけど、中田のどこにそこの席でベッキーを批判
できる力量があるのか、正直言って番組自体の見識を疑った。先輩芸人の前ではひたすら大人しくし、弱みを見せたタレントはここぞとばかりに言いたい放題・・・これって現代のイジメっ子論理そのものですよね。
長くなって、これ以上言うとボクの人間性も『単なる嫌いなタレントイジり』と思われるのも困るので、ひとつの例を最後に示して
締めにします。
故・やしきたかじんの番組が関東でも見られていた時代なので、80年代後半から90年代の話だとおもいます。
ビートたけしがゲストに呼ばれてきた。たかじんのことですので、たけし相手でも容赦せず『正直言って、今、ヨシモト芸人が関東でも売れていることどう思ってんの?ぶっちゃけ、ダウンタウンの評価ってどれくらいに感じてる?』のような質問をしたんです。まだ、ダウンタウンの松本が坊主頭にする前で、レギュラーになれば即視聴率を取っていた時期だったと思います。
たけしは『そんなのだって、・・・売れてるんでしょ?それが全てだよ。みんなに受け入れられるかどうかが問題であってさ、個人がどうこう批判する段階は過ぎてるんじゃない?』と答えたと記憶しています。もっと、端的であって後半部分はボクの脳内補完かもしれないな。
オリラジ・中田も調子こくのなら、それくらいに『受けたぞ!』というモノを作り出してからにしてもらいたいものです。
ではでは^^メイ吉でした(`・ω・´)ノ チャオ!