今回は交通の便に特化する。
首都圏(デメリット)
①迷宮の様な路線
観光客はどれに乗れば良いのか全くもってわからないほど複雑。
生活をすれば慣れてくるが、今やスマホアプリなしでは乗り継ぎなどは難しい。
②通勤ラッシュが異常
首都圏という事で、人口に加えて海外から仕事で訪れている人も多い。
その為、朝夕の通勤時には乗車率が200%近いと聞く。遅延頻度も高く都度人がごった返す。
関西圏(デメリット)
①乗り継ぎが不便
JR、私鉄、市営地下鉄と大きく分けてこの三つに分かれているが、相互乗り入れという概念が関西圏にはない。(新開地駅は確か阪急、阪神が同じホーム)
結局階段を下り、また登って乗り継いで行く不便さは住んでいると分からないが、首都圏で生活してみるとよくわかる。
②運賃が高い
橋下市長時に、大阪市営地下鉄は運賃の値下げを行なったがJR、私鉄に関しては運賃の値上げを行なった事は記憶に新しい。
それ以前から高い印象があり、特に大阪駅から関西国際空港へのアクセスは1000円を超えるから驚きだ。因みに新宿→羽田空港間は700円弱となっている。
首都圏(メリット)
①他社、他線への乗り継ぎが便利
デメリットでも挙げたが、複雑化された首都圏の路線は慣れれば非常に便利である。
例えば都内の有力路線である【山手線】と【中央線】はホームで繋がっており、新宿で山手線を降りると目の前に中央線と連絡出来る様になっている。
また、東京メトロ【千代田線】と小田急【小田原線】は代々木上原で相互乗り入れをしており、厚木や海老名、新百合ヶ丘などから大手町や表参道へのアクセスが容易になっている。
以上はほんの一部である。
②運賃が安い
首都圏ではICカードによる割引きサービスを行なっており、前回の運賃の値上げも関西の様に10円単位ではなく、1円単位である。
なぜ関西圏では行なわないのか疑問が残るが...
東京メトロなどが民営化された事によって競争が行なわれる。すると自ずとサービスは向上する。
都内の駅はどこも綺麗だし、広く感じる。
③どの駅も何かしらある
主要駅といえば新宿、池袋、渋谷などが挙げられるが、その他の駅も魅力に溢れる。
話は逸れるがオススメをいくつか挙げよう。
東京メトロ(銀座線)
銀座
言わずとしれたショッピング街。
街を歩くと上品な建物や人に触れる事が出来るが、レトロな街並みも見る事が出来る。
高級ブランド店、高級飲食店などが多数ある。
東京メトロ(千代田線)
表参道
若者や観光客に人気のエリア。
坂を下ると原宿などファッションの聖地があり、登るとハイソな街、青山へ出る。
東急(東横線)
代官山
高級住宅街でも有名な代官山は有名人も多数住んでおり、オシャレな飲食店が立ち並んでいる。
JR(山手線)
恵比寿
ガーデンプレイス、サッポロビールでおなじみの恵比寿。
駅界隈は飲食店で賑わっており、飲みに行くのに困らない街。またオシャレな人が多い。
JR(山手線)
上野
東北の玄関口である上野。
アメヤ横丁(通称アメ横)があり、屋台でお酒を楽しめる。いつも人で賑わっていて、外国人も多い。少しだけタイのマーケットに近い印象。
JR(中央線)
中野
中野サンプラザが有名。
駅周辺は飲食店が多く、評判の店も多い。
ラーメンは激戦区であり、食の街と言っても過言ではないだろう。
他にもオススメしたい駅は沢山あるが、キリがないのでまたの機会に。
関西圏(メリット)
①通勤ラッシュの分散
関西圏の鉄道に関して、メリットはこれだけだと言えると思う。
JR、阪急、京阪と大阪⇄京都を結ぶ路線が三線あり、これによるラッシュ緩和が実現されている。
ただ、人口が少ないのも背景にある。
これだけには留まらないが、首都圏と関西圏では交通の便にかなり差がある事がわかる。
大阪発展の為には梅田近辺密集を分散させる必要があるのではないだろうか。