なにがすごいって、これ。この子。
このおもちゃのロケットみたいなこれが、
やんごとない仕事をする痛み止めくん。


 

この痛み止めくんメカニズムは
硬膜外麻酔で挿入した、
髪の毛ほどのカテーテルを通して、
ロケットみたいなのに入っている薬が
ちょっとずつ脊髄に注射されていく。
さらにさらに!
痛いかもと思ったら、30分に一度、
自分で痛み止めを注入できる、
魔法のボタンが備え付き。

この子のおかげで、
心配していた術後数時間後からの痛みは、
チェーンソーで切られるほどではなく、
夜も寝られるくらいでした。

 

神様女神様仏様、硬膜外麻酔様👏

 

緊急帝王切開の場合は、
硬膜外麻酔できないこともあるらしく、
この快適さがなくては今頃、
異世界へトリップしていました。

これから帝王切開される方は、
ご自身の病院が硬膜外麻酔をされるか
確認してみても良いかもしれません◎

手術のレポートはこちら

 

 


手術直後からはいわゆる産後ハイで、
興奮状態が続き、眠りもせず、
ぼーっとしている間に時間が経っていく感じ。
気持ち悪さや苦しさは特になく、
なんならお腹も空いてるくらい、元気グー

ただ下半身はほとんど動かず、
左の足先を少し動かせる程度。

 

点滴に自己血(元々献血した自分の血液)の輸血

尿管にはカテーテル、

痛み止めのカテーテルと

全身管だらけ。

寝返りも打てず完全寝たきり状態笑い泣き


下半身を少しでも動かせるようになったら、
なるべくたくさん動かすことが
回復への近道らしいので、
ずーっと足先動かしてました🐾

術後5時間でお水も飲めるように笑ううさぎ
点滴で水分をいれてるものの、
喉が乾いてカサカサだったので、
美しい山々から染みでた天然水かよってくらい
激うまでした。

術後5時間後くらいから、
本格的に子宮収縮がはじまり、
自分で外から触ってみても
子宮がコリコリしてているのがわかる。
これが良い印らしいです💁‍♀️
子宮に触れられるのは、
この出産直後のタイミングだけなので、
お楽しみににっこり

普段の子宮の大きさは卵1個分くらいなのに、
出産前は3500グラムの赤ちゃんを
守ってるんだから、本当に子宮って神秘。

術後6時間後、
容態が落ち着いていたので、
助産師さんが赤ちゃんを
連れてきてくれました。

鳴き声さえも愛おしい。
回復の1番のエネルギーは我が子赤ちゃんぴえん

7時間後くらいで胃が動く音が聞こえはじめ、
9時間後にはガスも排出。
この頃には動かしてた甲斐あってか、
両足の感覚がほとんど戻ってました!

しかもわたしの場合、
浮腫に悩まされることはほぼなく!
手術前にストレッチや
スクワットしてたおかげか、
術後なるべく足を動かしてたおかげか、
わからんけども、
とにかく動かした方が吉キラキラ
であることは間違いなさそう!

術後12時間後、
相変わらず元気ではあったけれど、
なんだか暑いな〜と思ってたら37.8ほど、発熱魂が抜ける
やっぱり身体は戦ってるんだな〜


ちょうど後陣痛がピークになり、
傷口の痛みとは違う、
熱をもった筋肉がヒリヒリするような痛さを
感じながら、次の日の朝をむかえました。

つづく。