前回の記事で
平尾誠二氏と山中伸弥氏との
深い深い信頼関係について
書きました。
特に平尾誠二の末期がんが発覚してからは
お互いを信じ切った13ヶ月だったんだと
思います。
平尾のがん闘病とは比べようもないけれど
（比べることでもないけれど）
私がかつて、
がんだと告げられたとき、
最初に信じたのは
それを告げた医者のある言葉でした。
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ！
「がんばっている自分に優しくなれない」
「自分に自信がない」
「他人に合わせてしまう」
「職場の人間関係がしんどい」
そんな悩みを私との対話で解決し
《何があっても大丈夫な自分》を
生きていきませんか？
ライフコーチの
小国里恵（おぐにりえ）です。
私が子宮頸がんだとわかったのは
ちょうど、13年前の今頃でした。
健康診断で引っかかり
近所の産婦人科医で診てもらい
検査の末、判明しました。
そして大きな病院に行くことを
すすめられ、ここへ行くといいよと
ある病院の名前を告げられたのです。
その時、お医者さんは
私にこう言われました。
「僕の奥さんが今のあなたと同じ状態に
なったとしたら、間違いなくその病院に
行くように言います。」
今でもそのときのことを
はっきりと覚えています。
そう言ってくれたお医者さんを
知っていたわけではありません。
懇意になんて、もちろんしていません。
紹介された病院も
それまで、なんの縁もないところ。
ただ、でもすごく
「ああ、そうなんだ…わかった。」って
その言葉に、心の中でうなづいた感じ。
「うん、それでいいんだ」って、
素直に納得したのを覚えています。
そしてもうひとつ、
そのお医者さんに
同時に言われたことは
「よく健康診断で異常を見つけてもらったね」
というもの。
詳しいことは忘れましたが、
私の状況（異常）は
健診のレベルで見つかるには
難しいものだったそうなんです。
私はこのふたつのことで、
「安心感」と、自分の
「運のよさ」のようなものを
どこかで勝手に感じていました。
まだ、その時点では、
何も始まってはいなかったけれど。
結局、その後私は、
子宮全摘だけでは事足らず
抗がん剤治療も受けましたが、
今もこうやって元気に
日々を生きています。
そして、ある日の診察のとき
主治医に言われたんですよね。
実は、私のがんは初期の割に
進行が早いものだったと。
そうだったんかって、
何とも言えず力が抜けました。
ほんと、まずは
健診の方がすごかったんですね。
実はそこで、すでに何かが始まっていた。
そんな方に当たって、やっぱり私は
「運がいい」のだと思います。
ブログを通じて知り合った大切なお友だちで
同じガン体験者のチカさんが
ガンから感じられたことをシリーズで
書いておられます。是非ともどうぞ。
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