こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ!
日曜の夜(4/14)、
NHKスペシャルで
「こんまり流かたづけ術」の
特集がありました。
ご覧になった方ありますか?
もちろん
単なる片づける方法の話ではなくて…
私にとっては、
ブログ「向き合うことを阻むもの」の
もの版・本編のような番組でした。
(勝手にね!!)
番組では冒頭にこうありました。
ものをとおして
自分と向き合う、
自分の人生の価値観が見えてくる。
そして、
捨てられない理由は
ふたつしかないと。
ひとつは
「過去への執着」
もうひとつは
「未来への不安」
登場した人々はみな、
ものを目の前にして、
手放すことを躊躇していました。
その中で、ひとり、
過去、病気でしんどい時に
がんばって働いていた「証」である
給与明細をようやく手放すことを
決意した女性が、紹介されていました。
そこでコンサルタントがひとこと。
「その給与明細をもう見たくないから
エイや—っと捨てるのは違うと思う」
「捨てるとき、
なんて言葉をかけてあげればいいでしょうか」
その女性のこたえは
「がんばってくれてありがとう」
でした。
がんばった過去の自分自身と
その証である「もの」の
両方を
感謝して手放す。
・・・・・
大事なものであればあるほど、
手放すかどうかの結果だけじゃなく
どう向き合ったのか、
が重要で。
「見たくない過去」
「辛い過去」だから捨てる、
のではなく。
どういう存在として、
どういう言葉をかけて
手放すのか。
お別れをするのか。
あるいは、自分に
何をもたらしてくれたものとして、
どんな影響をもたらしてくれたものとして、
これからも
そばに置いておくのか。
それは、
「いま」の自分が
その過去の出来事を
どう捉えているのか、
ということ。
ほんと
「いま」を
おろそかにすると
過去と未来だけに
支配されていくのですね。
それが「もの」という
形となって
覆いかぶさる。
どうぞ
風がとおる
空間でありますように。