福島県で洞窟風呂に入ってみたい。でも、どの温泉宿にあるのか、普通の露天風呂とは何が違うのか、調べてもなかなか分かりにくいですよね。
せっかく遠出するなら、岩に囲まれた非日常の空間で温泉に浸かりたい。できれば、そのまま宿に泊まって、食事も朝風呂もゆっくり楽しみたい……。
そんな旅行を考えている方のために、福島県内で洞窟風呂の存在を確認できた温泉施設を、宿泊できるかどうか、入浴条件、泉質、旅行の楽しみ方で比較しました。
先に結論から。楽天トラベルで宿泊施設の掲載を確認できた候補は、福島市の「奥つちゆ 秘湯 川上温泉」と、猪苗代町の「中ノ沢温泉 いろり湯の宿 大阪屋」の2軒。
川内村の「かわうちの湯」にも洞窟風呂がありますが、こちらは日帰り温泉施設として紹介します。
なお、洞窟風呂に入れる性別や浴場の入れ替え条件は施設ごとに異なります。「洞窟風呂がある宿」と「自分が洞窟風呂に入れる宿」は必ずしも同じではないので、その違いも分かりやすく整理します。
福島県の洞窟温泉を比較|宿泊できる2軒と日帰り施設1軒
まずは、旅行先を決めるうえで重要な違いを見てみましょう。
| 施設 | 場所 | 洞窟風呂の特徴 | 宿泊 |
|---|---|---|---|
| 福島市・奥土湯 | 半分洞窟、半分露天。男女日替わりで浴場を交替 | 楽天トラベル掲載あり | |
| 猪苗代町・中ノ沢温泉 | 岩肌に囲まれた洞窟風呂。掲載情報では男性用浴場 | 楽天トラベル掲載あり | |
| かわうちの湯 | 双葉郡川内村 | 蛍を模した灯りが印象的な洞窟風呂 | 日帰り温泉施設 |
迷ったときの選び方
- 洞窟の雰囲気と屋外の開放感を両方楽しみたいなら、川上温泉。
- 洞窟風呂に加えて、個性的な硫黄泉や会津の食事も楽しみたいなら、大阪屋。ただし洞窟風呂の利用対象に注意。
- 宿泊せず、立ち寄りで洞窟風呂を体験したいなら、かわうちの湯。
宿泊予約を考えているなら、まず上の2軒から選ぶのが分かりやすいです。無理に候補を増やさず、洞窟風呂の存在と楽天トラベル掲載を確認できた宿だけに絞っています。
1.奥つちゆ 秘湯 川上温泉|半洞窟と露天の両方を楽しむ秘湯旅
エリア:福島県福島市・奥土湯
「洞窟の中だけでなく、山あいの自然も感じたい」。そんな方に最初に検討してほしいのが、奥つちゆ 秘湯 川上温泉です。
名物は「穴湯・半天嵒窟風呂」。名前のとおり、半分が洞窟で半分が露天という珍しい構造です。岩に包まれるような落ち着きと、外気に触れる気持ちよさの両方を味わえるのが魅力。
さらに、同じ宿には大きな「立湯・万人風呂」もあります。雰囲気の違う湯船に出合えるため、ただ温泉に入るだけではない、お風呂そのものを旅の目的にしたい人に向いています。
泉質は単純温泉。昔ながらの木造旅館で、にぎやかな観光ホテルよりも、静かな山の宿で過ごす時間を重視する旅行に合います。
予約前に知っておきたいポイント
- 半天嵒窟風呂と万人風呂は男女日替わりで交替する案内です。どの時間帯に目的の浴場を使えるか、宿泊前に確認しましょう。
- 建物は歴史を感じる木造旅館。現代的な大型ホテルの設備を最優先する人より、温泉の個性や秘湯の風情を楽しみたい人向けです。
- 食事付きプランが掲載されています。温泉を満喫してから宿で夕食をとりたい場合は、朝夕食付きを起点に検討すると選びやすくなります。
夕方に到着し、山あいの空気を感じながら湯に浸かる。翌朝は街中の慌ただしさから離れて、ゆっくり朝の時間を過ごす。そんな温泉中心の一泊旅を思い描くと、川上温泉の魅力が伝わってきます。
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2.中ノ沢温泉 いろり湯の宿 大阪屋|洞窟風呂と個性的な硫黄泉を味わう
エリア:福島県耶麻郡猪苗代町・中ノ沢温泉
洞窟風呂だけでなく、「泉質にもこだわりたい」「会津らしい食事も旅の思い出にしたい」という方には、いろり湯の宿 大阪屋も候補になります。
大阪屋は、沼尻元湯を源泉とする酸性硫黄泉を楽しめる宿。源泉かけ流しの温泉に加え、岩肌に囲まれた洞窟風呂を案内しています。川上温泉とは泉質も浴場の趣も異なるため、同じ「洞窟風呂」でも旅の印象が変わります。
ただし、ここは大切な注意点があります。楽天トラベルの宿泊プランでは、洞窟風呂は男性用浴場、女性用は岩風呂と案内されています。女性が洞窟風呂を目当てに予約する場合は、事前に宿へ利用条件を確認してください。男女とも洞窟風呂に入れると決めつけることはできません。
温泉以外の楽しみも充実させたい人に
大阪屋では、会津の郷土料理を楽しめる囲炉裏の食事付きプランや、和食膳の2食付きプラン、朝食付き・素泊まりプランなどが掲載されています。
たとえば、夕食も旅の楽しみにしたい二人旅なら囲炉裏の食事付きプランを確認。外で夕食を済ませたい人や観光中心の滞在なら、朝食付き・素泊まりの条件を比べると、過ごし方に合った予約を選びやすくなります。
なお、宿の公式案内では洞窟風呂の湯温がかなり高めとされています。熱い湯が苦手な人は、無理をせず体調に合わせて利用しましょう。また、湯の色は気象条件などで変わるため、常に真っ白な濁り湯とは限りません。
「岩に囲まれたお風呂に入ったあとは、宿で会津の食事を味わう」。温泉と食事の両方を旅の中心にしたいなら、検討する価値のある一軒です。
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3.かわうちの湯|日帰りで幻想的な洞窟風呂を楽しむ
エリア:福島県双葉郡川内村
泊まりがけではなく、ドライブの途中に洞窟風呂へ立ち寄りたい方には、川内村の「かわうちの湯」という選択肢もあります。
川内村の公式案内によると、こちらの洞窟風呂は蛍を模した点滅灯が印象的。天然の岩肌に囲まれた秘湯風の旅館とはまた違い、照明がつくる幻想的な雰囲気を楽しめる温泉施設です。
館内にはほかにも大風呂や寝湯、サウナなどが案内されています。第一浴室と第二浴室は男女日替わりのため、洞窟風呂の利用可否は訪問前に確認しておくと安心です。
ここは宿泊施設としてではなく、日帰り入浴先としての紹介です。
洞窟風呂に入ったあと、そのまま同じ施設に泊まりたい方は、前述の宿泊施設を選びましょう。
川内村の施設案内では、営業時間は10:00~20:30、受付は19:45まで、定休日は原則火曜日とされています。臨時休業や利用条件の変更もあり得るため、当日のお出かけ前に確認してください。
目的別に選ぶなら?後悔しにくい3つの考え方
洞窟風呂の非日常感を最優先したい
まずは川上温泉を比較の基準に。洞窟と露天が一体になった独特の浴場があり、ほかの湯船にも個性があります。ただし、入浴できる時間帯は男女交替の条件を確認するのが前提です。
硫黄泉と食事の満足感を重視したい
大阪屋が候補。温泉の泉質に特徴があり、囲炉裏料理のプランも選べます。ただし、洞窟風呂が男性用と記載されている点は必ず確認しましょう。食事内容は予約するプランによって変わります。
日帰りで少し珍しい温泉に行きたい
かわうちの湯が候補。宿泊とは切り離して考え、営業日と浴室の男女交替を確認してから訪れると予定を立てやすくなります。
宿泊プランを選ぶときに見落としたくない5つのポイント
1.入浴できる条件を最初に確認する
洞窟風呂の写真があるだけで、自分が滞在中に入れるとは限りません。男女別、日替わり、利用時間、清掃や休止の有無を確認しましょう。特にカップルや夫婦旅行は、二人とも希望する浴場を使えるかどうかが大切です。
2.料金は「1人あたり」か「1部屋あたり」かを確認する
表示料金だけで即決せず、同じ宿泊日・同じ人数・同じ食事条件で比較しましょう。安く見えるプランでも、夕食の有無や現地支払い条件によって総額や満足感は変わります。
3.温泉が目的なら、食事付きも比較する
洞窟風呂を楽しむために山あいの宿まで足を延ばすなら、夕食場所を探し回るより、宿で食べてゆっくり過ごしたい人も多いはず。料理を含めた旅行全体の価値で選ぶと、納得しやすくなります。
4.「写真で想像した旅」と設備の違いを埋める
秘湯旅館には、昔ながらの建物だからこその風情があります。一方で階段、客室設備、トイレ、冷蔵庫の有無などは宿ごとに違います。同行者に合わせて客室情報も確認すると安心です。
5.キャンセル条件と決済方法を確認する
宿泊日が近いほど条件が気になりやすいもの。予約の確定前にキャンセル料、支払い方法、チェックイン時刻、駐車場や送迎の有無を見ておきましょう。
洞窟風呂の旅行で失敗しないための注意点
洞窟風呂にもいろいろな種類があります。川上温泉のように岩を利用した半洞窟・半露天タイプもあれば、大阪屋のように岩肌に包まれる浴場、かわうちの湯のように演出された洞窟空間もあります。「洞窟風呂」と呼ばれていても、すべてが同じ造りではありません。
貸切風呂や客室露天風呂と同じ意味ではありません。家族だけで入れる、恋人と二人で入れるといった条件は、別に確認が必要です。
冬はアクセスにも余裕を。福島県の山あいでは降雪や路面凍結が起こり得ます。車で向かう場合は天候・道路状況を確認し、無理のない到着予定を立てましょう。
熱さも自然条件の一部。洞窟風呂の湯温が高めの場合もあります。いきなり長湯をせず、こまめに休憩しながら楽しんでください。
福島県の洞窟温泉でよくある質問
Q.福島県で洞窟風呂がある温泉宿に泊まれますか?
A.はい。楽天トラベルでは「奥つちゆ 秘湯 川上温泉」と「中ノ沢温泉 いろり湯の宿 大阪屋」の掲載が確認できます。ただし、予約できる日程や入浴できる浴場はそれぞれ確認が必要です。
Q.女性も洞窟風呂に入れますか?
A.施設ごとに異なります。川上温泉は男女日替わりで浴場を交替する案内です。一方、大阪屋は楽天トラベル上で洞窟風呂が男性用と案内されています。女性の利用については、予約前に宿へ確認してください。
Q.福島県の洞窟風呂は全部天然の洞穴ですか?
A.いいえ。岩を利用した浴場や、洞窟をイメージした温泉施設など、造りはさまざまです。写真を見比べて、入りたい雰囲気に近い施設を選びましょう。
Q.日帰りだけでも楽しめますか?
A.かわうちの湯は日帰り温泉施設です。川上温泉と大阪屋も日帰り入浴について案内がありますが、受け入れ状況、利用できる浴場、営業時間は訪問前の確認がおすすめです。
Q.洞窟風呂に二人だけで入れますか?
A.洞窟風呂があることと、貸切利用できることは別です。今回紹介した洞窟風呂について、二人だけで貸切利用できるとは確認していません。プライベート利用を希望する場合は宿に直接確認しましょう。
Q.宿泊するならどの季節がよいですか?
A.新緑、紅葉、雪景色など、季節ごとに山あいの雰囲気は変わります。特に冬は、露天風呂の利用条件や道路状況を確認して選ぶのが安心です。
まとめ|福島県で洞窟風呂に泊まるなら、何を楽しみたいかで選ぼう
洞窟風呂の魅力は、普通の大浴場とは違う空間で、日常を離れた時間を過ごせること。
半洞窟と露天の開放感を楽しむなら川上温泉。 個性的な硫黄泉と会津の食事も楽しみたいなら大阪屋。 日帰りで幻想的な浴場に立ち寄りたいなら、かわうちの湯という選択肢があります。
ただし、どの施設でも自分が希望する洞窟風呂に入れるかを先に確認することが、満足度の高い旅への近道です。
宿泊先を決めたら、旅行したい日を具体的に入れて、写真と食事条件を比べてみてください。単に安い宿を探すよりも、「あの洞窟風呂に入れてよかった」と帰り道に思える一泊を選びたいですね。
※部屋タイプ、設備、料金、アクティビティ内容、送迎条件は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。

