本日はいなぎ子ども体験学習塾にスタッフとして参加しました。ただし、現在はフィールド移転により稲城市内での採集活動を取りやめているため、オブサーバーの立場となっています。

 

 

会場は稲城体験学習館で、中央図書館に隣接しています。年1回の開催ですが、スタッフの高齢化(?)も影響しているのかもしれません。10数年前は2回ありましたが。

 

事業名は「稲城の昆虫たち 昆虫の採集・観察」です。近くの城山公園で昆虫の採集、観察を行い、次世代を担う子供たちに生態の面白さを伝え、生態の面白さ、更には環境を維持したと感じさせる趣旨もあります。

 

ただ、残念なことの稲城市内の里山は雑木林の放置により、荒廃が進んでいるところが多いです。このまま荒廃が進めば、50~100年後には遷移によってシイやカシを中心とした照葉樹林に変わります。当然ながら生息する虫の種類も変わります。

 

今年も「いなぎのカブトムシ・クワガタムシ」の資料を作り、配布しました。夜行性の昆虫なので夜にならないと見つけられないことが多いためです(稀に日中活動することがある)。

 

フィールドを移転しているため、次世代を担う子供達に引き継ぐつもりでしたし、これからも受け継がれて行くことを願ってやみません。