やっと花金です。小田急アプリを確認したところ、もころん号は検査もしくは予備運用なのか走っていませんでした。明日は走るのかまだ分かりません。検車区での簡単な検査なら1日程度で終わるらしいです。

 

 

宇都宮線近郊電車シリーズも3回目となりました。上野東京ラインまたは湘南新宿ラインでは15両編成が多いのですが、時たまに10両編成が来ることがあります。

 

私鉄路線での通勤電車は10両編成が最長のところが多いのですが、JRの近郊電車は15両編成が最長となるため10両編成が短く見えます。目の錯覚でもありませんし、不思議な感覚です。

 

高度経済成長期からバブル期までのドーナツ化現象で通勤距離が伸びた結果、国鉄⇒JRでは全国各地へのネットワークもあって私鉄路線よりも通勤圏が拡大、遠くからの通勤客を拾わなければならないため編成両数が長くなったのでしょう。

 

ただし国鉄時代に作られた113・115系、211系はセミクロスシートで座席数が通勤型よりやや多い反面、1両あたりの収容力が減ったので減った分を補うために編成両数を増やさなければならなかった事情もあります。

 

現在のE231系、E233系はロングシート車の割合が多いので収容力はUPしています。写真を撮る側としては長編成は迫力がありますが、もし複線以上の区間で対向列車と被られた場合は抜けるまでに時間がかかるというリスクもあります。

 

寝台列車が消え、ステンレスの近郊電車ばかりになったとはいえ、2車種併結運転や時たまにくる10両編成単独が少しは変化を与えてくれているのがせめてもの救いです。