GWが明け、今日は出社日でした。今週は金曜日までフル出社です。

 

 

昨日のLUMBERJACKレンタルBOX虫メンテでは一部のオオクワガタ幼虫の菌床交換を実施しました。

 

新潟県産を中心に蛹化または羽化していましたが、青森県産は未だ大半が白い幼虫のままです。やはり寒さ経験ができず、蛹化スイッチが入らなかったようです。

 

新潟県産の場合、対馬海流(暖流)の影響で平均気温が高く、雪質が湿っぽいのもそのためです。特に沿岸、平野部だとなおさらで冬の降雪量は少ないです。

 

逆に東北地方産は生息地が奥羽山脈中心であり、ミヤマクワガタやアカアシクワガタも同所的に生息する山奥なので、低温に適応した結果なのでしょう。今年は年始に怪我して持ち帰っての寒さ経験ができなかったことが影響しています。

 

より大きく育てるなら、寒さ経験しないと幼虫期間が延びることを逆手に取り、菌床でも2年1化に引っ張る手もありそうです。1年目は寒さ経験なし、2年目は寒さ経験で…と今シーズンは実践の価値ありそうです(ただし羽化は再来年、活動開始は3年後の2027年)。