いやぁ、困った・・・
上司から、「旅行業者という言葉を使ってはいけないという指示が出ましたー。
エェ~、どう考えても旅行業者じゃないですかー。うちはトップツアーの代理店です。(法律では、旅行業者代理業者だけど)
近ツリやJTB、日本旅行に、うちのような代理店を含めて、世間では旅行業者と呼んでいるんじゃないですか?
上司は、旅行業法が「第1種旅行業者、第2種旅行業者、第3種旅行業者を合わせて、旅行業者とよんでいる。旅行業者代理業者と明確に分けていて、すべてを含むときは旅行業者等とよんでいる。だから、旅行業者と名乗ると消費者に誤解を生じるからいけない。」と、いいます。
う~ん、
旅行業法では、世間で言う「旅行業者」を「旅行業を営む者」と言い換えています。そして、登録をしないと旅行業をやってはいけないのだけど、その登録区分を、1種、2種、3種、代理業者の4つに分けているのです。法律の条文は、4つの区分すべてに関わること、1種、2種、3種だけに関わること、代理業者に関わること、などがあります。1種、2種、3種の共通の規定がけっこう多いんですね。
各条文に、「第1種旅行業者および第2種旅行業者および第3種旅行業者」と、その都度記載したのでは煩雑だから、一言で表す言葉が必要なのです。そこで、「旅行業者」という言葉を使うことにして、代理業者を含めた定義を「旅行業を営む者」あるいは「旅行業者等」としているのです。
これらの言葉は、その法律の中と旅行業登録で使われるだけなので、一般の皆さんに言っても分かりません。
もし、「うちは旅行業者ではない」などと言ったとしたら、それこそ混乱するし、誤解を招くのではないでしょうか。また、「旅行業を営む者」や「旅行業者等」の等にあたるんですよ、などと言っては訳分かりませんよ。
言葉には、広い意味と狭い意味があるし、法律の中で定義されて、そこでだけ使われる言葉があります。話す相手によって、使い分けることが大事なんじゃないでしょうか。
宮田村商工会はパソコン教室もやってます。「宮田ビジネス学院」