宮田村商工会旅行事業部として旅行業登録を取り、民間旅行会社と同じ仕事をするんだということで準備を進めています。商行会は、役場と同じように大勢の人間が関わり、一人では何も決められないし、失敗しても誰も責任を負わない組織です。去年やったことを今年も同じにやるのなら簡単に進められますが、変えようとするといくつもの会議を重ね、大勢の了解を取らないと決まらない。当然、時間もかかります。
 しかし、こんなんで民間の仕事と同じことができるのか。競争社会の中で仕事を続けていくことができるのか、疑問です。そこで、私がやるんなら最終的な決定権を持つ会長と私を直結にして、指示命令系統をスリムにして判断・決定のスピードアップを図ろうと提案しましたが、通りません。では、上司がやるなら私を外してくれ。実務をやらない人間が何人も関わらないほうがいい、と提案しています。これも通りません。
 大勢が関われば一人の人間の暴走を止められるメリットはありますが、ビジネスチャンスはことごとく逃し、危機的状況において責任を感じ体を張る人間も現れないでしょう。権限と責任を明確にするのか、しないのか、それをまず決めるべきです。
 但し、予言します。商工会の組織のあり方のままで民間事業に手を出したら、必ず倒産するし従業員は路頭に迷うことになる。そして、そのことに誰も責任を負わないのです。