スマートフォンの無い時代、旅先で宿が見つからず、ネカフェやサウナ、健康ランドで雑魚寝をすることがたびたびあった。店が見つからなければ野宿となることもあった。今回は今までの雑魚寝の思い出を書いてみることにする。

 

・札幌

札幌にいつも泊まるカプセルホテルがあるのだが、一度だけ予約が取れず雑魚寝をした記憶がある。浴室の上の階の宴会場が解放され、好き勝手に雑魚寝ができる。熟睡はできないが、泊まれるだけありがたいのだ。

 

・仙台

仙台の国分町に人気のカプセルホテルがある。ここは本当に人気でギリギリで予約しても取れないものだから、リクライニングスペースで何度か寝る羽目になった。席数は多く、漫画も多く、席で飲食もできるので、極めて心地の良い場所であった。

 

・宇都宮

東北旅開始の拠点として、金曜日の夜に宇都宮へ行くことがあるのだけど、駅そばの健康ランドも利用したことがある。ここはカプセルホテルも併設しているが、やはり大変な人気でギリギリでは予約が取れない。しかし、巨大な健康ランドなので雑魚寝スペースには全く困らない。素泊まり利用だとチェックアウト時間が早いので起きるのが大変だ。

 

・足利

栃木県の足利に健康ランドがある。私鉄乗り潰しの旅で利用させていただいた。仮眠室の隣に子供のプレイルームがあってなかなか寝付けなかったが、安く泊まれるのはとても良いと思う。

 

・成田

成田の早朝便は始発でも間に合わないので、前日に京成イブニングライナーで成田空港へ行き、椅子で寝ることにした。当然全く眠れず、飛行機でも眠れず、寝不足のまま現地のレンタカーに乗ることになった。夕方には意識が飛んで、少し車をぶつけてしまった。それ以来、余裕の無いスケジュールでレンタカーを借りることは無くなった。

 

・お台場

一時期、仕事でお台場に通っていたのだが、オフィスのすぐそばに健康ランドがあった。日帰りでお風呂利用はしたことがあったが、一回泊まってみたかったので週末に泊まってみた。温泉に入って、飲み食いして、ごろっと横になるのは良いものである。

 

・相模

だいぶ前のことだけど、泊まりで相模の健康ランドへ行ってみたのだ。個室のように区切られたスペースがあり、快適に眠ることができた記憶がある。

 

・厚木

相模の健康ランドと同じグループで、雑魚寝スペースも同じ作りだったように思う。

 

・石和

石和温泉に人気の健康ランドがある。ホテルも併設しているが、なかなか予約が取れないので雑魚寝利用の人も多い。リクライニングソファは早めに場所取りしないとすぐにいっぱいになってしまう。

 

・甲府

仕事で疲れて遅い時間にぶらっと甲府へ行ってみたが、ホテルを探すのがめんどくさくなり、公園の適当なところで横になり朝まですごしたのだ。身延線の始発で静岡方面へ向かったが、車中はずっと寝ていたのだった。

 

・静岡

静岡駅から少し離れたところに、雑魚寝できるサウナがある。今では有名になってしまったが、昔は遠方から来る人はほとんどいなかった。リクライニングソファ以外に仮眠室があるが、常連らしきおじさんは布団を適当なところに敷き寝ていた。そのおじさん、寝っ転がりながら電話を受け、吉原のお風呂屋さんの予約受付をしていて驚いたのだった。

 

・塩尻

夜行バスで富山へ行き、アルペンルートを通って黒部ダムへ。そこからバスや電車を乗り継いで塩尻の健康ランドへ到着。もうヘトヘトで明るい時間にリクライニングで爆睡をしてしまった。

 

・富山

富山駅から少し離れたところにカプセルホテル併設のサウナがあるが、カプセルホテルは人気で予約を取れたことがない。したがって適当なところへ寝るわけだが、なんとここには二段ベッドの仮眠室があり、はっきり言ってカプセルホテルより寝心地が良い。というわけで、雑魚寝ではありません。

 

・豊橋

豊橋駅からバスでないと行けない場所に宿泊可能なサウナがある。寝る場所はリクライニングのみだが、地元の方々になかなかの人気。風呂入って飲んで寝る、昔ながらの堕落系サウナである。

 

・四日市

四日市の山の方に宿泊可能な健康ランドがある。マットレスが敷いてあったので適当なところを選んで寝ていると、じっさんがゴロンと乗っかってきた。マットレスの間隔があまりにも狭く、寝返りもうてないのであった。

 

・熊野

スマホの無い時代、ホテルの予約もせず和歌山の神宮へ行った。何軒か空きを探してみるも全て満室。最終的には10軒ほど回ったが一部屋も空いていない。ダメ元で熊野に移動してみたけど当然空きは無し。結局、駅前のベンチで雑魚寝することにしたのだが、寒くて全く眠ることができなかった。それ以来、ちゃんとホテルを予約するようになった。

 

・大阪

難波に昔から通っているカプセルホテルがあるのだが、一度だけ予約が取れず雑魚寝をした記憶がある。リクライニングソファが沢山あるので、早めに寝れば問題無く寝れる。リクライニングが埋まると床に寝る人が出てくる。

 

・岡山

サウナならば最悪雑魚寝できるだろうということで、岡山駅前のカプセルへ行ってみたのだが、仮眠室はごくわずかでリクライニングソファは無く、椅子で寝る羽目になってしまった。寝不足だったのにほとんど眠ることができなかった。トラウマである。

 

・出雲

出雲のホテルに空きがなくネカフェに泊まることにした。ネカフェ泊はあまり慣れていないので熟睡できなかった。やはり最終手段である。

 

・小倉

小倉のカプセルホテルへ雑魚寝目当てで行ってみた。レストランの隣が仮眠室になっているが、朝までどんちゃん騒ぎで全く眠れなかったのであった。

 

・長崎

ぶらっと長崎へ出かけたのだが、雑魚寝できる温泉を見つけたので行ってみることにした。そこはホテルやカプセルも併設しているのだが、雑魚寝スペースも十分にあって、かつガラガラであった。雑魚寝スペースとしては一番良かったと思う。

 

・熊本

雑魚寝目当てで宿泊可能なスパへ。超人気店ということもあって、カプセル風のスペースは一瞬で埋まってしまったが、マットスペースはなんとか確保できたので早めに寝ることにした。やはり人気店は場所取りが困難である。

 

・鹿児島

天文館のサウナは宿泊可能ということで行ってみたのだが、リクライニング以外に仮眠室があり、そこには二段ベッドがいくつか並んでいた。たった500円プラスでベッドに眠ることができたのだが、地元の人は皆リクライニングで寝ていて、ベッドは貸切状態であった。

 

・ガヤ

インドのブッダガヤからコルカタへ向かう列車の予約が早朝だったため、ホテルをチェックアウトしてから駅に向かった。短時間のために宿を取るのももったいなかったので、駅で雑魚寝をすることにした。人が多くなかなか落ち着いて眠れなかったが、インド人と一体となり、不思議にも安心感に包まれたのだった。