
こんにちは
まさかず@ウガンダです。
久しぶりの更新になってしまいました。
今日は農業ビジネスの話をしたいと思います。
最後まで読んで頂ければ幸いでございます。
最初に唐突ですが、自分の夢をお話したいと思います。
僕の20代の夢は「世界中でビジネスをすること」です。
そして30代、時が来たら日本に帰って、20代で得た経験や技術、創造力を使って「自分が生まれた故郷を変えたい」そんな夢・野望を日々描いています。
そして、その永い道のりのスタートがこのウガンダなわけです。
全世界地図に自分がビジネスをしている国を一つずつ塗っていく、そんな人生素敵じゃないですか?
僕は想像するだけで、わくわくします。
このウガンダでのビジネスを成功させたら、次の国へまた旅に出るつもりです。
さて、本題の農業ビジネスの話ですが、
この1カ月間はデモンストレーションファームの準備とプランの作成を行っていました。
デモンストレーションファームはもうストラクチャーはできていて、地主さんとチームを組んで、土地を無料で提供して頂くかわりに、こちらから農具・種苗を提供するという契約です。また地主さんをそのまま労働力として雇用しました。私の目的は実際に農業を経験し、フィードバックを得るというものです。
次に、プランの作成ですが、何とか長いリサーチを経て、1つのproposalを作ることができました。
栽培作物、栽培期間/方法、土地の広さ、コスト、予想収穫高、利益をリサーチを基に計算し、自分の中では何とかできるんじゃないかなと思っていました。
私の目指していた農業は「スマートな農業」です。いかにコストをかけずに生産性を上げるか。徹底的なコスト管理を行い、最もコストパーフォーマンスが良い方法を選択するというものです。
私は農業をやったことのない素人です。なので素人にもできるシンプルな農業を考えていました。
どうしても農業をビジネスとして確立させたかったんです。
何とか簡単なプロポーザルを作成して、先週の火曜日にJICAの専門家の方々にそれを見てもらいました。あまりに有名な方々だと思うので、実名で大丈夫だと思います。
坪井さんはMrネリカの異名を持ち、ネリカ米の普及に尽力されている方です。時田さんもJICAの農業支援を引っ張ってこられた凄い方です。二人ともプロフェッショナルで日本の農業、途上国の農業、そして世界の農業を知り尽くしています。
何十年のキャリアをお持ちの方々に、たかが3カ月農業をかじった若者が挑んだわけです。
結果は目に見えていたのかもしれません。でも自信を持って行きました。
「君は夢を見てる。農業はそんな甘いもんじゃない。」
そう言われました。
その後も、一つずつ僕のプランの甘い点を指摘して頂きました。
一番辛かったのは、一つも良い部分がなかったんです。
僕は必死に涙をこらえていました。
それはあまりにも現実からかけ離れたプランであったこと、この3カ月でそうゆう甘い部分に気づけなかった自分の情けなさ、そして、何でこんなにぼろ糞に言われてるんだという悔しさ。
初対面の方々の前で泣くわけにはいかない、その恥と見栄だけで、何とか涙を見せませんでした。
しかし、彼らのアドバイス、ご指摘は本当に正しいものでした。何も反論できなかった。
ミーティング終わり、僕は喪失感に襲われました。
この3カ月半は何だったのだろう?と。
僕にとって3カ月半の努力の結晶があのプランだったのです。
その後、エディに会って、今日専門家の方々に言われたことを伝えました。
僕は自分の力のなさ、そして、その甘さに気づかなかったことを謝りました。
エディもさすがにショックを隠しきれないようでしたが、最後にこう言ってくれました。
「お前が農業ビジネスを諦めるなら、俺も諦める。俺はお前が諦めない限り、俺も諦めない」と。
この3カ月半エディも同じ夢を見てくれていたんだ、そんな風に感じました。
そしてこの1週間、協力隊の方々に「今日は飲もうよ!」と悩みを聞いてもらったり、彼女に励まされたり、twitterから「負けんな。」と言ってくれる人がいたり、本当に助けられました。
昨日も農業をされている協力隊の方にお会いして、本当にたくさんの刺激とヒントを頂きました。
熱い方でした。
やっと今になって専門家のアドバイスを冷静に受け止めることができています。
自分に足りなかったもの、農業の現実、「損をしない農業」「どうリスクを軽減するか」等
専門家のアドバイスは本当にありがたいものでした。
世界にこれだけの経験を持った方は彼ら以外いないと思います。
また視野が広がったことで新しいヒントや気づきをいくつか得ることができました。
また新しいプランをCome Upしていこうと思います。
今度は専門家の方々に「これならいける!」と言われるようなプランを作ります!
また白紙からのスタートですね。
昨日の帰り途、高台からカンパラの景色を眺めました。
カンパラは4か月前の景色とは違っていました。
「成長している。」
確かにそう感じました。
目に見える成長は僕にとってもウガンダの人々にとっても「希望の光」です。
この4カ月で俺も成長しているんかな?
そんなことを思いながら、帰路に就きました。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
コメント頂ければ幸いです。
まさかず@ウガンダ