東京へ遊びにやってきた友人をお任せコースで案内する時、個人的に定番で立ち寄るのが東京都庁です。東京都庁はもともと丸の内(現在の東京国際フォーラム)にありましたが、4期16年も東京都知事を務めた鈴木知事によって新宿移転が推進され、1988年4月着工、1990年12月に完成しました。当時はバブル経済の真っ只中で、新しい庁舎は最上階に展望室も設けられており、観光地としても大人気の場所となっていました。そんな都庁西新宿・都庁第一本庁舎32階で一般開放されている職員食堂は、絶景を眺めながらランチが楽しめると周辺におつとめの方たちや観光客などから人気の食堂です。
(2016年10月撮影)
都庁は第一本庁舎、第二本庁舎、都議会議事堂の3棟からなり、東京都の行政の中枢機能を担っている場所です。道路を挟んで庁舎の反対側にはと議会議事堂がどっしりと構えます。なんとなく韓国の役所や政府機関の建物で用いられる現代建築のような雰囲気があります。
東京都庁 の場所です。
JR新宿駅からは徒歩10分。職員はそこから各部署のオフィスまでエレベーターで向かう為、意外と時間がかかるようです。
(2016年10月撮影)
これが築30年が経過した建物に見えて来ないところは、日頃メンテナンスがこまめに行われている証と言えます。
(2016年10月撮影)
TOKYO2020、コロナ禍どうなってしまうのでしょうか。東京オリンピックの旧ロゴがパクリだ!ってな事件もあり、新しく再度選考されたこのロゴ。国民の間では何の違和感もなく浸透してきましたが、オリンピック中止!なんてなったら、滝川クリステルの「オ・モ・テ・ナ・シ」からのこれまでの準備はいったい何だったのか・・・ということになります。中止したくても中止に出来ない理由がある、そんな負のレガシーまみれのオリンピックとなるのは確実です。豊洲移転問題からのコロナ禍の東京オリンピック問題と、小池知事も課題まみれの行政対応に苦慮していると思いますが、そんなのはどこ吹く風。とりあえず東京都庁食堂のご案内です。
(2016年10月撮影)
職員食堂は都庁32階にあるのですが、都庁はツインタワーのような建物なので、食堂も北側と南側に分かれています。こちらのポスターは北側の職員食堂を運営するグリーンハウスのものです。グリーンハウスは企業食堂の運営などを手広く手掛ける会社でコントラクトフードサービスという事業形態を行っています。弁当デリバリーサービス・ケータリングサービス・おせち料理の販売 ・エアラインケータリングサービス(機内食)・駅弁の製造・販売などの事業を得意としています。その昔、都庁に入札で食い込んだようです。とんかつさぼてんとのコラボ!など毎日利用する職員が飽きないようにメニュー開発はこまめに行われているようです。北側の食堂のイチ押しは都庁カレーとあります。サラダ付きで680円は安いです。
(2016年10月撮影)
こちらは32階南側にある職員食堂のポスターです。西洋フード・コンパスグループ という、こちらも社員食堂・老人ホーム・学校給食・サービスエリア・ゴルフ場レストランなどを手広く手掛ける会社です。こちらがアピールしているのが都庁弁当に都庁ラーメンです。地上142.5mの東京が一望できる展望食堂でこの値段は格安です。大学の学食レベルの価格設定になっています。庁舎に勤める都の職員になれば、待遇も良い上に、福利厚生の充実した食堂を利用でき、いいことづくしです。コロナ過でも給料には全く影響なしですし、むしろ対応に追われて残業や休日出勤で稼ぎまくりです。コネでもなんでも使って都の職員になる価値はありますw
(2016年10月撮影)
職員食堂のある32階まで行くためには、まず1階あるいは2階のエレベーター前で「来庁者受付票」に必要事項を記入し、受付に提出する必要があります。係員から「一時通行証」のカードを受け取り、エレベーターで32階まで昇ります。エレベーターは職員の方も使用していますので、ビーサンと短パンで訪れても、都の職員にでもなったかのような錯覚に捉われます。
(2016年10月撮影)
32階南側の職員食堂到着です。エントランス付近には立派な食品サンプルが展示されています。特に食堂を始めて訪れた人であればメニュー選びの為にここで立ち止まってしまうこと確実です。職員などは、何を食べるか決まっている人が多いので、迷うことなく注文スポットに向かっています。
(2016年10月撮影)
ありました!今回の目的はこちらの都庁ラーメンです。1.5倍の大盛りというのもガッツリ派にとっては嬉しいところです。
(2016年10月撮影)
こちらが自動券売機です。こちらで食券を買ってから厨房に食券を渡してオーダーするシステムで、高速のサービスエリアと同じです。こうして見ると改めてその安さに驚かされます。訪れたのが13時30分と、食堂が閉まる30分前だったので利用者は僅かでした。ちなみに12時から13時の昼食時は激込みするそうです。券売機をよく見てみると、閉店間際に訪れたこともあって、売り切れを意味するバツ印だらけです。つまり、売り切れているメニューというのはあらかじめ提供できる数に限りを設けているメニューということになります。なくなり次第終了というやつです。工場と同じような産業給食あるあるですね。売れ切れとならないのは、パッとお手軽に出来る冷凍食品が中心で、麺類だらけです。
(2016年10月撮影)
こういったこまめな配慮も嬉しいところです。個人的には四国出身なので関西つゆ一択です。赤味噌と白味噌くらい味の濃さが違います。
(2016年10月撮影)
こちらが職員食堂の様子です。写真の右側は大きな窓ガラスになっており、とても見晴らしの良い席となっています。
(2016年10月撮影)
元祖、都庁ラーメン570円。至高の一杯を賜ります。産業給食独特のこれぞ日本の冷凍食品!というような味、業務用食品のスープの味が脳幹を刺激し、とても美味しく頂きました。
(2016年10月撮影)
食堂のテーブル席の窓際はこのような感じです。
(2016年10月撮影)
都議がこちらに食べに訪れたりするのでしょうか?たまには仕方なしで来るのかもしれませんが、メインは都議会に関わる職員の為に開けている、そういった感じだと思います。
(2016年10月撮影)
都庁ラーメンを食べ終え、32階の職員食堂からエレベータに乗り45階にある展望室へとやってきました。今でも外国人観光客に人気のあるスポットです。現在、ここにピアノが設置されおり、ピアノ演奏者のユーチューバーがこぞってここでピアノを弾き動画をあげるという定番のスポットと化しています。訪れたのは2016年でしたので、当時は静かなものでした。
(2016年10月撮影)
よく見ると、展望室奥には博品館のお店がお土産売り場として出店しています。博品館と言えば銀座8丁目にある博品館トイパークが本店です。
(2016年10月撮影)
博品館のお土産屋さんだけに・・・・・・ ここにもいました・・・密閉されたごゆるりグッズです。
(2016年10月撮影)
地上202mの展望室からの眺めです。
(2016年10月撮影)
遠くに二子玉川方面を望む方角の眺望です。
(2016年10月撮影)
こちらは遠くに所沢方面を望む方角です。
(2016年10月撮影)
こちらは正面に代々木のドコモビルがちょこっと顔を出しています。
(2016年10月撮影)
こちらは港区方面。六本木ヒルズがエグイ感じでそびえます。
(2016年10月撮影)
こちらは遠くにスカイツリーがうっすらと見えています。下界は新宿区です。市ヶ谷の防衛省も小さく見えています。
(2016年10月撮影)
右奥に東京スカイツリー・左には東京ドームが見えています。写真の真ん中から下半分は新宿区になります。左下には東京女子医大病院(茶色い建物)が見えます。この病院はコロナ禍、経営が苦しいので病院関係者のボーナスを支払わない!なんて騒動が勃発し、ニュースでも少し有名になったりしました。正面の右手手前には大きなタワーマンション(河田町コンフォガーデン)が建っています。この場所はお台場に移転する前までフジテレビが存在した場所です。地名で言えば新宿区河田町になります。ここは一言でいえばコリアンタウンです。普通の人は東京の在日タウンは新大久保などと言うと思いますが、東京には上野・日暮里・三河島・枝川・麻布十番・赤坂などその他各所に名だたる在日コリアンタウンがあります。こちらの写真で写っている東京女子医大病院ですが、そのお隣はなんと東京韓国学校でなかなか立派な学校です。この界隈は周辺の環境からみても、勝ち組の在日朝鮮人が多く住む街です。周辺の電柱にはハングルで進学塾の広告も目立ちます。そういったエリアなのです。そして、そんな場所にフジテレビ本社は長く存在していたのです。フジテレビが在日の放送局だ!韓流ドラマばかり流して一大ブームを作った、そんな理由が何となく見え隠れしては来ないでしょうか。
最後に話がずれてしまいましたが、以上 東京都庁の職員食堂 都庁ラーメンと絶景ごゆるり訪問でした。
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