金山神社で行われる日本の奇祭 かなまら祭り | 舟水の世界ごゆるり街歩き

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               NHK教育番組「たんけんぼくのまち」で強烈な刺激を受け、小学校の頃から地理大好き人間。日々の散策からちょっとした世の中の宝箱を覗いて見ませんか?

金山神社は神奈川県川崎市にある若宮八幡宮の境内社で、本殿の左に鎮座しています。鉱山や鍛冶の神である金山比古神(かなやまひこのかみ)と金山比売神(かなやまひめのかみ)の二柱を祭神として祀っている神社です。「金山(かなやま)」と「金魔羅(かなまら)」(魔羅とは男根のこと)の読みが似ていることや、両神がイザナミが火の神カグツチを産んだ際に女陰に火傷をし病み苦しんでいるときにその嘔吐物(たぐり)から化生したこと、鍛冶に使うのピストン運動が男女の性交を連想させることなどから、性神としても信仰されています。また、イザナミの神が火の神カグズチをお産みになり、下半身に大火傷を負った時、この神が看病したとの伝説によりお産、下半身の病気の守護神と言われるとの解説もあります。金山神社は、神社名に男性器を指す「まら」をもじって「かなまら様」と呼ばれて地元住民に親しまれています。

 

かなまら祭りは、江戸時代に川崎宿の飯盛女(娼婦)達が性病除けや商売繁盛の願掛けを行った「地べた祭」に端を発しています。金山神社は明治以降寂れてしまいますが、昭和40年代くらいから性信仰が残る神社という認識でにわかに外国の民俗学者たちから注目されるようになります。これを受け昭和52年に、大学で獣医学を学んでいたという2代前の宮司を中心に新たに金山神社の信者組織として「かなまら講」が結成されました。それまで祭事は氏子たちによって細々と行われ午前中で終わるようなものでしたが、年々祭りのアイデアが色々と試行錯誤されて、現在のかなまら祭りへと発展を遂げてきたのです。そんな金山神社で毎年4月の第1日曜日に催される「かなまら祭」は日本の奇祭として世界的にも知られるようになり、祭り当日には、多くの外国人観光客が訪れます。そんなかなまら祭りに小雨が降りしきるなか訪れてみました。

 

(2014年4月5日撮影)

かなまら祭りが行われる金山神社への玄関口:京急川崎大師駅です。京急川崎駅から電車を乗り継がずに、徒歩で3キロメートルほどの道のりを歩いてくる外国人も少なくないそうです。

 

 

 

かなまら祭りが行われる金山神社(川崎大師)の場所です。

 

 

 

 

(2014年4月5日撮影)

会場近くで早速、神輿の行列の練り歩きが始まっています。

 

(2014年4月5日撮影)

 

(2014年4月5日撮影)

なかなかインスタ映えしそうなピンクのマラです。

 

(2014年4月5日撮影)

ちゃんとはっぴを着た祭り関係者の方が見えますので、これが単なるイベントではなく、地域に根差したお祭りであることが伺えます。

 

(2014年4月5日撮影)

会場の金山神社にアプローチしようとすると・・・ 歩道にズラリと並んだ大行列・・・

 

(2014年4月5日撮影)

地元警察もかなり動員されて交通整理に当たっています。

 

(2014年4月5日撮影)

行列の最後尾から並びます。何とか雨はやみましたが、行列が一向に進みません。私の真後ろにはスペイン人と思われる5人組が並んでいました。

 

(2014年4月5日撮影)

並ぶこと1時間20分。やっと境内の入り口に辿り着きました。ここからは行列の進むスピードが一気に上がりました。

 

(2014年4月5日撮影)

いざ、会場内に突入です。

 

(2014年4月5日撮影)

いきなり、個性が強すぎるキャラ登場です。いっそのことこれで銀座の歩行者天国とかに突撃してほしいものです。キノコTシャツも何気にいい感じです。

 

(2014年4月5日撮影)

彼はかなりの人気者で、写真撮影希望者が後を絶ちません。

 

(2014年4月5日撮影)

こちらの小僧もなかなかイケテルTシャツを着ています。

 

(2014年4月5日撮影)

マラと●ンコ、究極のコラボです。

 

(2014年4月5日撮影)

 

(2014年4月5日撮影)

こちらも外国人撮影希望者が彼を取り囲んでいました。

 

(2014年4月5日撮影)

こちらはマラに跨ることができる体験コーナーです。女性たちは、子孫繁栄(子授け)・安産・縁結び・夫婦和合などを願い跨っているというより、ネタ、インスタ映えで跨っている感じです。

 

(2014年4月5日撮影)

マラに跨り圧巻のドヤ顔です。

 

(2014年4月5日撮影)

2本のマラを取り囲んでいるのは観客とカメラ小僧です。女性たちが跨るたびにシャッターが次々と切られていきます。

 

(2014年4月5日撮影)

欧米人女性も皆楽しんでいます。

 

(2014年4月5日撮影)

こちらの女性は両手にマラの飴玉を持ってのポーズです。

 

(2014年4月5日撮影)

続いて少しゴツめの女性陣が・・・

 

(2014年4月5日撮影)

みな、何の恥じらいもなくどんどん跨っていきます。

 

(2014年4月5日撮影)

一番絵になった女性は彼女でした。まるでマラのロケットに乗って飛んでいるような感じです。

 

(2014年4月5日撮影)

男性陣も負けてはいません。バッテン印でポーズを取る外国人男性。

 

(2014年4月5日撮影)

こちらの男性はドヤってます。

 

(2014年4月5日撮影)

境内にはお参りの行列ができていました。

 

(2014年4月5日撮影)

行列の先は神社へと続いています。

 

(2014年4月5日撮影)

 

(2014年4月5日撮影)

欧米人に大人気、マラの飴玉。

 

(2014年4月5日撮影)

丸眼鏡かけて鼻(マラ)をワンポイントで。ハロウィンでもそのまま使えそうな感じです。

 

(2014年4月5日撮影)

 

(2014年4月5日撮影)

こちらは相変わらず大盛況です。どうやら左側の男性も亀頭を被った人とコンビのようです。


(2014年4月5日撮影)

女装子さんも来ていました。女装クラブ:エリザベス会館の会員の方でしょうか?


(2014年4月5日撮影)

日本の春!かなまらの春!と声を高らかにポーズを取ってくれました。


(2014年4月5日撮影)

このTシャツ着て行ける場所も限られそうですが。。。


(2014年4月5日撮影)

タオルなら家で使用すればいいので、まだ実用性があります。


(2014年4月5日撮影)

ご利益のありそうな清酒も販売されています。


(2014年4月5日撮影)

マラの木彫りも販売されています。木彫りのマラは東南アジアならどこでも売られています。右側の先っちょがドス黒いマラは味がある感じで芸術的に仕上がっています。
 

(2014年4月5日撮影)

神輿の行列一行が、金山神社に戻ってきたようです。掛け声が遠くから聞こえます。人々が一斉にその方向にカメラを向けています。

 

(2014年4月5日撮影)

境内にいた人々が一斉に大注目です。

 

(2014年4月5日撮影)

太鼓の音に出迎えられ神輿の行列が金山神社の境内に戻ってきました。神輿の行列は、「金棒 - 若宮祭祀舞 - 道中奉行 - 川崎古式消防記念会 - 大麻 - 塩撒き - 猿田彦 - 神官 - 御神酒 - 総代 - 来賓 - 参加者 - かなまら講 - かなまら舟神輿 - エリザベス神輿 - かなまら大神輿」の順となります。

 

(2014年4月5日撮影)

まずはかなまら舟神輿の宮入りです。台部が舟型で屋根が付いた神輿で、内部に黒光りする鉄製の男根が上向きに納められています。船神輿だけあり、日立造船より寄贈されたものだそうです。

 

(2014年4月5日撮影)

続いてエリザベス神輿の宮入りです。台部に巨大なピンク色の男根の張形が上向きに載せられた神輿。屋根はない。この神輿は浅草橋の女装クラブ「エリザベス会館」から寄贈されたものです。担ぎ手はエリザベス会館の女装者が中心で、「かなまら!でっかいまら!」という独特の掛け声とともに巡行し、一番インスタ映えするピンクの「まら」となっています。

 

(2014年4月5日撮影)

そして最後にかなまら大神輿です。台部が正方形で屋根が付いた神輿で、内部に木製の男根が上向きに納められています。3基の神輿の中で最も古い神輿で行列のトリを飾る神輿となっています。

 

以上、無事に宮入りを迎えた、かなまら祭りの様子でした。

 

 
以上、かつてシェムリアップに存在した日本人経営のホステル:Kafu Hostelの今の様子でした。

 

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