ミャンマー最古の大学 ヤンゴン大学での卒業式 | 舟水の世界ごゆるり街歩き

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               NHK教育番組「たんけんぼくのまち」で強烈な刺激を受け、小学校の頃から地理大好き人間。日々の散策からちょっとした世の中の宝箱を覗いて見ませんか?

ヤンゴン市内のインヤー湖を散策しようと市内バスで近くに向かったところ、湖の手前にヤンゴン大学の入口が

目に入ってきたため、せっかくだから徒歩でヤンゴン大学の敷地内を通り抜けてインヤー湖に向かおうと決断、

バスを降りて、大学の敷地内に入ったところ、たまたま大学の卒業式が行われていました。

これも何かの縁と思い、その様子を興味深く見学してみました。

 

 

(2018年11月撮影)

広い敷地内にはヤンゴン大学を象徴するような講堂があります。

ヤンゴン大学は、1920年に設立されたミャンマー最古の国立大学で、ヤンゴン市中心部から少し北のインヤ湖畔

のカマユ地区に位置し、長い歴史と伝統を持った総合大学です。1988年の政変以降、学生運動防止のため、

学部と大学院教育のキャンパス分離で、学部生はヤンゴン郊外のキャンパスへ分散させられており、

現在のヤンゴン大学は、学部教育を行わない大学院大学となっています。

 

 

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ヤンゴン大学の場所です。

3辺の大きな道路に囲まれた広大なエリアが大学の敷地となっています。

 

 

 

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(2018年11月撮影)

大通りから大学への敷地内へと続く道路が伸びています。この開かれた大きな門を入ると大学敷地内となります。

 

(2018年11月撮影)

門の手前にはヤンゴン大学と石碑が掲げられています。

 

(2018年11月撮影)

敷地内への門を入るとまっすぐな道が講堂へと続いています。ヤンゴン市街地を歩いているとゴミだらけですが、

大学の敷地内に入ると、そこはしっかりと庭木が管理され、ゴミなど全然落ちていません。ゴミ箱も等間隔で

数多く設置されています。外の世界とのあまりの違いに驚かされます。敷地内の道路のどん突きに講堂が

小さく見えています。

 

(2018年11月撮影)

重厚感と味のある講堂前に来ると人で沸き返っています。一瞬、何のイベントか?と思いましたが、華やかな

伝統衣装に身を包んだ若者が多く集まっており、これはひょっとして卒業式なのか!と脳裏によぎりましたが、

「にしてはタイミング良過ぎないか?」との思いもあり、しばらく観察することにしました。

一眼レフカメラを持ったカメラマンも多く集結しており、これは、やはり卒業式だろう…と思い、近くに一人でいた

卒業生と思われるミャンマー人に確認してみました。するとやはり卒業式との事でした。

しかし、今日はプレイベントのような感じで、実際の卒業式は明日だとの事。

 

(2018年11月撮影)

講堂に付いている学章もかなりの歴史を感じさせます。

 

(2018年11月撮影)

こうして見ると、講堂は元々白で塗装されていたはずなのです。1920年創設というミャンマー最古の大学だけあり

その風格は十分に持っています。講堂の入口付近だけが白く塗られているのは、おそらく、予算的な問題で

講堂全体を塗装することが出来ない為だと思われます。塗装されていない箇所を見ると少し廃墟感が漂います。

 

(2018年11月撮影)

講堂の周辺の緑地には友人や親族も駆けつけているようで、ちょっとしたピクニック状態です。

 

(2018年11月撮影)

卒業する学生たちが次から次へと講堂の中に入って行きます。卒業式に関するイベントが中であるようです。

 

(2018年11月撮影)

右側に写っているのは業者のカメラマンです。こういったカメラマンだけでも付近に20人以上いました。

 

(2018年11月撮影)

こちらは卒業する学生のひとり。彼に、卒業式なのか?と確認しました。

ミャンマーの伝統衣装に下はビーサンです。

 

(2018年11月撮影)

こちらは自撮りに夢中のお嬢様です。

 

(2018年11月撮影)

こちらの卒業生たちはびしっとスーツに身を固めています。女性陣のビーサン姿もよく見かけます。

 

(2018年11月撮影)

こちらはどちらかというとカジュアルな感じの衣装です。

 

(2018年11月撮影)

そうこうしている間に、卒業生たちは講堂の中に消えて行き辺りは静かになりました。

 

(2018年11月撮影)

講堂前に出ていた露店を見てみると… これはタイでもよく見かける光景です。

卒業生の必須アイテム的とも言える、ぬいぐるみ… 自身で買うのではなく、親族や友人が記念に買ってあげる

という風習があります。このぬいぐるみを持って友人や親族と記念撮影をするのです。

 

(2018年11月撮影)

実はヤンゴン大学に訪れる前日にショッピングモールに訪れたのですが、その際に見たのがこの光景でした。

11月頭なのに卒業式なんかあるのかな?程度にしか思ってなかったのですが、ヤンゴン大学で卒業式の様子を

みた瞬間、ショッピングモールで目撃した、このごゆるりグッズを思い出したのです。

著作権とかどうなってるのでしょうか。オリジナルと比べ、どいつもこいつも違和感がある顔付ばかりです。

 

(2018年11月撮影)

大学の敷地内では、このように露店カメラマンが出店しています。

 

(2018年11月撮影)

撮影したら額に収めて納品してもらえます。このビジネスは写真を売るというより額売りです。

 

(2018年11月撮影)

こちらは講堂の横にある経済学部棟です。

大学院大学として、大学院生がこの経済学部棟を使っているのでしょうか?

 

(2018年11月撮影)

老朽化した建物ではありますが、ミャンマーの歴史をずっと見てきた建物のひとつです。

 

(2018年11月撮影)

大学の敷地には、どでかいクマのぬいぐるみをもった若者がいました。こちらは卒業生ではなく、

商売で売りに来たか、親族の卒業生のものを代わりに持って帰ってあげているところかと思われます。

 

計らずとも遭遇したヤンゴン大学の卒業式。おそらく学生たちは大学院生かと思われますが、伝統的な衣装に

身を包んだ学生たちの姿を目にすることができたのは、ミャンマーの文化に触れる貴重な体験でした。

 

 

 

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