白山神社が集まっている場所があったので行ってみました。

 

■白山比咩神社・・・群馬県安中市岩井616

■白山姫神社・・・群馬県安中市野殿1910

2つあるのですが、山奥の方をご紹介します。

 

関東平野の北西の果て

以下順次マップを拡大します。

 

 

安中の中央を流れる碓氷川、そのすぐ南の山地

 

この2社は碓氷川の支流・岩井川の流域にあります。上流の白山姫神社を取材します。

 

こちらが白山姫神社の立地

白山姫は大山祇の母、岩井川の「岩」は大山祇の印

 

周辺の状況

 

 

 

背後に本殿覆い屋はありません。

この内部に本殿が格納されていると思われます。

 

 

これは拝殿に向かって右手奥の

 

左は不明、右は八坂

 

近隣に墓地がありましたので、墓碑銘と家紋を拝見しました。

違い鷹の羽紋、浅井、中野、保坂

車紋、佐藤姓

九曜紋、保科姓

木瓜紋、伊藤姓、茂木姓

五三の桐紋、春原姓

剣片喰紋、岡田姓

武田菱、牛島姓

橘紋、赤見姓、新井姓

 

ここでも木瓜紋、桐紋という九州王朝の入植と思われる痕跡があります。

 

「新全国神社検索」によれば

白山比咩神社の祭神は

《主》菊理比?命、《配》豊木入日子命、菅原道真、素盞嗚命、健御名方命、月読命、大日?命、八衢比売命、木花佐久夜姫命、倉稲魂命、大山祇命、大鷦鷯命、八衢比古命、軻遇突智命、大山咋命、表筒男命、中筒男命、底筒男命

 

白山姫神社の祭神は

《主》伊弉冊命、《配》大日?命、菅原道真、素盞嗚命、池鯉鮒命、倉稲魂命、健御名方命、火産霊命、大山祇命、高?命、闇?命、底筒男命、中筒男命、表筒男命

 

白山神社というと祭神は白山姫(菊理姫)で、その息子が大山祇(月読)です。

白山比咩神社はその通りとなっていますが、白山姫神社は白山姫(菊理姫)を祀っていません。

恐らくは元寇以降、半島の祭神ということで白山姫をイザナミに変えたのでしょう。

 

いずれにしてもここの実質的な祭神は大山祇。

 

ですのでここ白山比咩神社、白山姫神社は白山神社の顔をした大山祇の神社といえます。

この周辺は石灰など鉱物資源があるようなので初期の開発は金山彦系の瀛(いん)氏が行ったように見えますが、後から入ってきた大山祇系入植者がここを支配し白山神社の看板を挙げたのでしょう。

 

さらに後の時代には墓地の墓碑銘が示すように九州王朝の勢力が入り込んだようです。

それが底筒男(高良玉垂)として示されています。