さらに霞川を遡上します、とはいっても霞川自体は遡って細く消滅していますが…

 

■石動(いするぎ)神社・・・青梅市勝沼2-531

 

 

 

多摩川北岸の山の麓にあるのかな、と行ってみると神社の所在が分からない!

一時はクマ注意!看板の立ってる山道に迷い込みましたが、近所の住民の方や工事現場の方々に聞きながらようやくたどり着くことができました。ハフ~

皆様には大感謝です!

 

 

急な山の斜面の階段を登ると

 

境内入ってすぐ拝殿

 

創始は810年ころ、石動神社は都内唯一、他には青森、秋田、新潟、長野、岐阜、石川、富山、滋賀に分布する。

本社は石川県中能登市鹿島町の伊須留岐比古神社と。

伊須留岐比古神社の祭神は石川県神社庁とWikipediaで異なります。

石川県神社庁では祭神は伊須流岐比古神、伊弉諾尊。Wikipediaでは伊須流岐比古神、白山姫。イザナギと白山姫は無関係です。

(肝心の伊須流岐比古は不明です…)

いずれにしてもここ青梅の石動神社の祭神はオオナムチ、スクナビコナで本社とは異なります。

 

「石」ということに着目すればトルコ系匈奴となり、遠く中国奥地のタシクルガン(石頭山)にまでルーツをたどることができます。久留米地名研究会・古川清久氏のブログを参照ください。

そういった観点で見るとオオナムチ、スクナビコナ※1はトルコ系匈奴の同族ですので祭神として整合します。

 

拝殿

 

 

拝殿、本殿。トルコ系匈奴ですので千木、鰹木はありません。

 

この覆屋の中に本殿があるはずなんだがなぁ…

 

で、こちらは

 

八雲=スサノオ

ここにもトルコ系匈奴の影が…

 

八雲神社

 

こちら左は不明、右は稲荷

 

猫の足あとサイトによれば境外社が稲荷神社、八雲神社、白山神社とありますので、左の不明なお社は白山神社(白山姫)だと思います。

これは古河清久氏のブログ・ひぼろぎ逍遥の画像なのですが、トルコ系匈奴たる金越智(=スクナビコナ)※1は白山姫と婚姻しているから白山神社がまつられていたのかもしれません。そしてここ青梅の石動神社の主祭神オオナムチ、スクナビコナもトルコ系匈奴の末裔です。

ひょっとして石川県中能登市鹿島町にある伊須留岐比古神社の伊須流岐比古とはスクナビコナかもしれませんねぇ…

 

 

※1本記事のコメント欄にてご指摘あった「金越智≠スクナビコナ」について確認しました結果、確かにその通りと判明いたしましたので本記事の該当部分をに打ち消し線を施しておきました。

ご指摘いただいたクロねこさんには感謝申し上げます。