さらに霞川を遡上します。

 

■杣保葛神社・・・東京都青梅市藤橋2丁目107

 

 

霞川は青梅から流れ出していますが多摩川とは接続していない川です。

 

霞川の南側の河岸段丘の上にあります。

 

 

 

厳島式鳥居

 

拝殿

 

 

拝殿内部

 

拝殿屋根の千木は外削(男神)、鰹木は7本(男神)

 

本殿は覆われてしまっています。

 

本殿正面には複雑な彫刻が施されていますが詳細は不明です。

 

さてこちらは拝殿に向かって左側に置かれていた古宮だと思われます。

 

左から順に

 

 

 

 

 

 

 

境内に掲示板がありませんでしたので、いつものように猫の足あとサイトの情報を見てみます。

杣保神社と葛神社が明治43年に合併し杣保葛神社と称した、と。

杣保神社は、藤橋城主平山越前守重吉が元亀・天正(1570-1591)城内鎮護のため愛宕社と称して祀った。葛神社の創始は不詳、愛宕社内に牛頭天王社と称して祀られ、藤橋村の鎮守社だった。

 

愛宕とスサノオ…前回の久留米地名研究会・古川清久氏の解説通りになってきましたね。

 

祭神は建速須佐之男命、武甕槌神、経津主神、大直日神、神直日神

境内末社は天照皇大神、大物主大神、秋葉大神、豊受大神、稲荷大神

とのことです。

 

須佐之男命、武甕槌神、経津主神はまぁいいとして…

大直日=大山クイ、神直日=鴨玉依姫、の夫婦を考えます。(その子は崇神です)

 

杣保葛神社は杣保神社(愛宕社=金山彦)と葛神社(愛宕社内に牛頭天王社=スサノオ)の合体版です。

鴨玉依姫は大幡主と金山彦の血を引く超名門プリンセス。

大山クイは阿蘇系で、遠くスサノオとのつながりが無きにしも非ずといった具合です。

 

金山彦&スサノオ、大山クイ&鴨玉依姫、完全に世代が違うのですが金山彦&スサノオをこの土地へ入れた人々がイスラエル系末裔だったという話に矛盾はありません。金山彦&スサノオはイン氏(イスラエル系)に連なる神様です。

そして大山クイ&鴨玉依姫の新世代主流派カップルがここに収まっている、と。

 

では金山彦はどこに残っているかって? 境内古宮の秋葉大神=金山彦なのです。

 

それともう一つのポイント、大山クイと鴨玉依姫。

この二人は上でも書きましたが崇神の両親で重要な存在です。そんな2人が大直日神、神直日神という特別な名前を与えられています。

これには意味があると思います。

これについては、またおいおい書いていきます。