イヤハヤ…

 
甲府へやって参りましたよ。
すごく日差しが強くて暑かったなぁ!
 
まずは甲斐の国一の宮・浅間神社へお参りしました。
 
■浅間神社・・・山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
 
 
甲府盆地の東
京戸川の流れが比較的落ち着いていたのでしょうか、周辺の畑の地割りが不規則で古代から畑作が行われていた古い土地だとわかります。
 
鳥居です。
鳥居と逆の方を見ると…
 
遠くに鳥居が見えますね。行ってみよ。
 
なんと鉄製の赤い鳥居でした。でけー
 
高い建物が全くないので甲府盆地の広さがよく分かります。
そのすぐそばに小さい祠がありました。
天神社だそうです。
 
祠の屋根部分には桜の紋章。
その右隣には「蚕神」と刻まれた石碑。ここは畑作地帯ですので当然養蚕が盛んだったということでしょう。
 
さて最初の鳥居に戻って境内へと入ります。
入るとするに門があり、その左右には
 
烏帽子をかぶった武者像があります。
 
足下にはさくらの家紋が。
 
門をくぐると境内です。
 
左手に拝殿です。
 
木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)が主祭神でした。当然のように桜の家紋。
 
境内にあった山宮神社(浅間神社の本宮)の遥拝所がありました。説明板によると祭神は大山祇、邇邇芸命、木花開耶姫の三神がもともと山宮神社に奉られていたが、富士山噴火鎮護の為に木花開耶姫命がここ浅間神社へと移された…とあります。
 
日本神話には木花開耶姫命が火の試練に打ち勝ったというエピソード※1があり、それが富士山噴火鎮護につながったのでしょうか。
 
境内奥側には七つの神様がまとめて祀られています。
雨降大神は不明です。
道祖神
稲荷大神は外宮様で辛国息長大姫(スサノオと神大市姫の娘)
金刀比羅大神は大国主
六所大神は不明です。近在の神社の神様を集めたものかもしれません。
加具土大神は金山彦
天満宮は菅原道真
 
百嶋系譜で見てみると
パッと見、大山祇系かなと思うのですが、古代は女系ですので本当は埴安姫がキーパーソンで金山彦と大山祇をコントロールしていたという可能性もあります。
ただ、なぜニニギがここに入っているのかよく分からん…
 
裏手には木製の古い鳥居がありました。これは厳島式鳥居ですね。
表の鳥居と比べてください。形式が全く違います。どちらかというとこちらが古いと思いますので、本来の信仰はこちらを向いていたのではないでしょうか。
 
その鳥居を裏手から
 
その鳥居を外から見た写真です。
石柱に注連縄を渡してありますが何なのでしょうか…よく分かりません。
 
これは裏の鳥居からまっすぐ伸びる、参道らしき道です。日川という川まで2kmほどまっすぐに延びて、そこから先は不規則に走る街道になっています。
この道の先に何があったのか…