D-22 ドイツ最高峰ツークシュピッツェ山は霧と霙(みぞれ) |    60代世界一周旅の続編→初めての推し旅・日本フィル&落合 イン佐渡

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         75歳で初めて推し旅をしました。行く先は佐渡島。推しは日本フィル&落合。追っかけ旅です。

ドイツの最高峰をご存知ですか?
 
この場所はドイツに南の端、バイエルンとオーストリアの国境にあります。

ドイツの大作曲家 シュトラウスが「アルプス交響曲」を作るきっかけになった山です。

動画
Strauss: Eine Alpensinfonie / Nelsons ・ Berliner Philharmoniker

 

 

※ベルリンフィルハーモニーの演奏です。

ドイツ最高峰の山はツークシュピッツェ山(Zugspitze)と言います。
標高は意外に低くて2,962m。
 
ちなみにオーストリアの最高峰はグロースグロックナー(Grosglockner)
で3,798 mあります。 
オ-ストリアにとってはどうってことのない高さの山なんですね。
 

 
じつは、ツークシュピッツェ山はミュンヘンから登山電車とロープウエイで気楽に登れちゃうんです。
 
そこで、旅行最後の日に行ってみることにしました.。
ツ―クシュ―ビッツの日本語のHP
https://zugspitze.de/en/sprachen/japan
 
昨日、ミュンヘン駅の観光案内所で Zugspitze-Ticketを手に入れていました。

これはミュンヘンからガルミッシュ・パルテンキルヘンまでの鉄道の切符と、ツークシュ―ビッツまでのロープウエイや登山電車の切符がセットになったものです。

2018年は66ユーロでした。
切符と時間表が載ったページ(ドイツ語)
https://zugspitze.de/de/sommer/berge/garmisch-classic/garmischer-sommer-ticket
 
ガルミッシュ・パルテンキルヘンで登山電車の切符と交換しなくてはならないので、結構登山電車の駅で時間がかかりました。
けれど、乗り継ぎ時間は20分くらいあって、乗ることは出来ましたが、既に席は一杯でした。
 
景色を眺めながらアイプ湖でロープウエイに乗り換えます。
 
この日、山頂の途中で霧がかかり、残念ながら山の景色を見ることが出来ませんでした。
 
ロープウエイの終点はオーストリアとの国境にあり、デッキで国境越えが出来ます。
 

※オーストリア側頂上
 
※ドイツ側頂上
 
また、本当の頂上の岩山に登ることが出来ます。
入り口には「自己責任で登ること」との表示がありました。
 
意気揚々と登ろうとした人が、途中でへっぴり腰になり、狭い岩山で躊躇している光景を近くで眺めました。
私は登りませんから。
 
※霧にけむるZugspitzeの頂上の岩山
 
帰りは氷河側に降りることにしました。
まだ雪が残りそりやスキーを楽しんでいます。

ドイツで一番標高が高い教会を訪れ、チロル風の礼拝室を眺めて戻ると、なんと霙ミゾレが降ってきました。
 
当たると痛いので、レストランの軒下に避難します。
 
※氷河側 登山電車駅とレストラン。
 
 登山電車駅のベンチで持参したドイツの堅いパンのサンドイッチをお昼としました。
 
ドイツでは気に入った食べ物は少なかったけれど、駅で買った「プレッツェルの青ネギサンド」Schnittlauchbrezelは美味しかった。
 
 
この日で「ヨーロッパ山ばっかりの旅」は終わったのです。
やれやれ
 

それではよいお年を!